「韓米FTA阻止のための大衆的抵抗が始まった」

韓米FTA阻止ための非常事態大会。24日に汎国民大会

ペク・キワン統一問題研究所長、キム・ヨンフン民主労総委員長、イ・グァン ソク全農議長、柳時敏(ユ・シミン)国民参与党代表、イ・ヘソン民主労働党最 高委員など、各界の代表が参加し、11月8日午前11時、プレスセンターで韓米 FTA阻止のための非常事態宣言大会が開かれた。

韓米FTA強行処理に反対する声が高まる中で、与党の韓米FTA批准案強行採決の 動きが起きている。

11月7日、青瓦台大統領室のキム・ヒョジェ政務首席秘書官がハンナラ党議員に 送った書簡で、韓米FTA批准案の採決を依頼した。検察も、7日に「SNS、インター ネット等で虚偽事実を流布するなどにより他人の名誉を傷つける行為は、SNSな どのメディアの波及効果による被害の深刻性と重大性を考慮し、原則として 拘束捜査する」と発表し、韓米FTA反対世論への強硬対応を明らかにした。

非常事態大会の参席者は、時局宣言文で「韓米FTAは1%の金持ちのためだけに、 壊れた米国式の制度を移植する超憲法的な経済統合協定であり、不平等協定だ。 検察は、韓米FTAの真実が知られることを恐れ、国民の脅迫を始めた」とし、 「99%が第2のキャンドル抗争で韓米FTAを防ごう」と明らかにした。

全農のイ・グァンソク議長は、「韓米FTAを阻止するために地域農民大衆が集まり、 キャンドルではなくたいまつを持つ」とし「国会議員と市民がからだで防いで くれるなら、農民は命をかけて防ぐ」と韓米FTA阻止への強い意志を表現した。

言論労組のイ・ガンテク委員長は、「最近、5年前に作られた『韓米FTA明と暗』 のドキュメンタリーがSNSで出回っている。なんと胸痛い話か。MB政権になって 多くのジャーナリストが解職され、懲戒されて、韓米FTAに対して言論の役割を つくせずにいる」と指摘し、韓米FTAに対する言論の報道態度を批判した。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「今週は全泰壹烈士追慕週間」とし、 「民主労総が率先して韓米FTAを防げなければ、歴史の前で恥ずかしい。崩れても 労働者が率先して最後まで戦う」と意志を明らかにした。

韓米FTA汎国本のパク・ソグン共同代表は、これまで韓米FTAをよく防いできた とし、今後の計画を発表した。彼は「今日の時局大会の後、大漢門座り込みは 撤収する。韓米FTA阻止の戦いが大衆的な闘争になっているからだ。アゲイン 2008、国民的な抵抗を拡散させていく」と話した。

時局大会の参席者は、9日と10日の午後7時に汝矣島で集中キャンドル集会を開 くと明らかにした。全国労働者大会の前夜祭が開かれる12日は汝矣島広場で、 全国労働者大会が開かれる13日には市庁前広場で、続いてキャンドル集会を開く。 24日には韓米FTA阻止3次汎国民大会を開き、地域別に農民大会を進める予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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