韓国:非常時局会議、「FTA拙速批准、物理力動員しても防げ」 | |
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非常時局会議、「FTA拙速批准、物理力動員しても防げ」韓米FTA拙速批准反対非常時局会議、朝食会討論会を開催
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2008年11月26日15時58分
『韓米FTA拙速批准に反対する国会非常時局会議』(共同代表姜基甲、キム・ナ クソン、ユ・ソノ、チェ・インギ)所属の議員と各界の専門家たちは、11月26日 午前、国会の貴賓食堂に集まって朝食会討論会を開催した。 この日の討論会には民主党のムン・ハクチン議員が参加し、韓米FTAに対する米 国の政治環境変化の状況を伝えた。ムン議員は「米国はNAFTA(北米自由貿易協 定)を含み、すべてのFTAを全て再検討する雰囲気」と伝え「先に批准案に同意 することはできない」と述べた。ムン・ハクチン議員は11月17日から23日まで、 国会外交通商統一委のパク・チン委員長、ハンナラ党のファン・ジナ議員、自 由先進党のパク・ソニョン議員と共に韓米FTA関連国会代表団として訪米活動を 終えて戻ってきた。 この日の討論会では、韓神大のイ・ヘヨン教授が『拙速な批准を越えて、新し い通商政策へ』という内容で主題発表をした。 イ・ヘヨン教授は問題提起で「韓米FTA阻止そして対策要求という守勢的な抗弁 を越え、韓米FTA再協議を攻勢的に要求しなければならない」と述べた。イ・ヘ ヨン教授はまた、「6-70議席を持つ米議会内の『公正貿易論者(FAIR TRADE)と の積極的対話と交渉を提案する必要性」を力説した。 討論をした慶煕大のチェ・スンファン教授(法学)は、「行政府の通商協定に対 する国会の民主的統制が切実だ」とし、これは「行政府の権限侵害ではなく、 国益を極大化する強力な交渉の武器で、3権分立の原則にも背かない」と主張した。 非常時局会議の幹事である民主労働党のイ・ジョンヒ議員は「非公開で開かれ た自由討論の過程で参加した議員はみんな多様な見解の差にもかかわらず、拙 速批准には物理力を動員してもぜひとも防ぐべきだということで認識を共にし た」と伝えた。 一方、非常時局会議は民主労働党の姜基甲議員と民主党のユ・ソノ議員の提案 で、12月の第一週に『韓米FTA拙速批准反対ための汎国民大討論会』を開催する ことにした。この日の討論会で非常時局会議は、分野別の専門家を中心として 民間諮問団を構成し、発足式も兼ねることにした。 非常時局会議に所属する議員団は発足当時は36人だったが、現在は43人に増え た。民主党29人、自由先進党6人、民主労働党5人、無所属2人、創造韓国党1人 で、ハンナラ党を除く院内すべての政党が参加している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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