韓国:米牛肉合憲、李明博に永遠の免罪符 | |
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「米牛肉合憲、李明博に永遠の免罪符」憲法裁判所、「保護措置が完全ではないが、憲法義務違反ではない」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年12月26日17時03分
12月26日、憲法裁判所は李明博政権による米国産牛肉輸入衛生条件の告示は 合憲と決定した。 憲法裁判所は「国際獣疫事務局(OIE)の国際基準と現在の科学技術知識からみて、 告示上の保護措置が完全ではないが、生命、身体の安全を保護する国家の憲法 上の義務に明白に違反した措置といえる程、全く適合していなかったり非常に 不足しているとは断定できない」と憲法訴訟を棄却した。 そのため憲法訴訟を出した民主労働党と進歩新党などが糾弾の声を出した。 ウ・ウィヨン民主労働党スポークスマンは「国際的に認められた衛生検疫主権 と事前予防の原則を放棄する決定で、BSEという疾病に対する理解も不足したま ま下された決定だと断言する」と批判した。 ウ・ウィヨン・スポークスマンは「BSE(狂牛病)は、まだその発病の原因が正確 にわかっていない疾病で、事前予防の原則が何よりも重要だ」とし「現在も進 む疾病に対する事前予防の原則を国家が放棄するのであれば、今後、国民が受 ける被害にはいったい誰が責任を取るのかを問わざるをえない」と憲法裁判所 の決定を糾弾した。 進歩新党も論評で、「憲法裁判所の判決は『BSE牛肉対国民詐欺』で国民の主権 と健康権を放棄した李明博政権に味方する『政治的決定』」とし「主流権力の 最後の砦らしく、憲法裁判所は従富税の違憲判決に続いて自ら『MB権力の侍女』 に転落したことを克明に見せた」と遺憾を表明した。 進歩新党は「さらに政府が追加交渉により、30か月令未満の牛肉だけを輸入す ることにして国内検疫手続きを強化したとは言うが、何の実効性もない状況で、 憲法裁判所が憲法訴訟棄却で李明博政権に永遠の免罪符を与えれば、憲法裁判 所まで権力に振り回され、国民を放棄したと見るほかはない」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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