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韓国:ワシントンで済州海軍基地抗議集会
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ワシントンで済州海軍基地抗議集会...MBのホワイトハウス訪問に合わせて

在米同胞活動家など『済州海軍基地不法工事強行』糾弾大会

済州=チョン・ジェウン、ユン・ジヨン記者 2011.10.14 08:22

米国のワシントンで活動している平和運動家が10月14日(韓国時間)、李明博 大統領のホワイトハウス訪問に合わせ、李明博大統領の済州海軍基地不法工事 強行に抗議する集会を開く予定だ。

江汀村に訪問したこともある前陸軍大佐のアン・ライト、マシュー・ホイなど が参加する予定と伝えられ、在米同胞活動家と共に米ホワイトハウスの前で 『李明博政権政策失敗糾弾大会』を開く。

済州島生かす国際キャンペーン側は報道資料を出し、抗議集会では「済州海軍 基地問題が国際的な関心を受けていることを知らせる予定」だと明らかにした。

▲在米同胞はこれまで海外で済州海軍基地反対運動をしてきた。[写真:米国、カリフォルニア州平和運動家メックリモエディ、チャ・イモク氏]

彼らは江汀村の住民たちが2007年から海軍基地反対運動を続け、平和運動家、 聖職者たちの工事中断の抗議、済州道議会の工事中断要請にもかかわらず、 『民主的な声』を無視して工事が強行されていると批判した。

また、海軍基地ができれば「20隻の戦艦、潜水艦、空母が停泊することになり、 この一部はイージス弾道ミサイル防御システムを備えると予想」され、東北 アジアの平和が脅かされると指摘した。

彼らは「韓国の南端にある済州島は火山活動で形成された島でユネスコが指定 する三つの自然遺産がある所であり、1948年に大韓民国警察と軍により3万人の 無実の市民が命を失った場所」とし、「2005年、盧武鉉大統領は4.3事件につい て公式に謝罪し、済州島を平和の島と指定した」と強調した。

特に彼らは、江汀村住民、活動家などが「犯罪を行わず、政治的な信念により 民主的な権利を行使したという理由で、警察の狙い打ち捜査の対象になっている」 と批判した。彼らは「先週はカトリックの神父9人と記者、大学生11人が業務妨害 の疑いで逮捕、連行された」とし「これ以外にも多くの住民と活動家が彼らの 民主的な権利を行使しただけなのに業務妨害容疑で逮捕、連行され、約200人の 住民と活動家が警察から召喚状を受けた」と批判した。

また、韓国の済州海軍基地阻止全国対策委の声明書を引用して、「警察は海軍 基地建設に反対する江汀村住民と平和活動家を無差別に強制連行するばかりか、 記者も区別せず逮捕している」とし「警察は海軍基地事業の歩哨の役割を自任 しながらも、表現の自由などの人権保護任務を軽視している」と糾弾した。 (メディア忠清、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-14 22:18:35 / Last modified on 2011-10-14 22:18:39 Copyright: Default

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