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韓国:民労党ハンスト場を訪ねた全泰壹のお母さん
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「金バッジにこだわらずに戦ってくれ!」

民主労働党のハンスト場を訪ねた全泰壹のお母さんイ・ソソン

オ・ドヨプ記者 odol@jinbo.net / 2007年01月16日13時11分

新羅ホテル民主労働議員団ハンスト場前に立つ警察を散らして入ろうとするイ・ソソン女史

16日午前、全泰壹のお母さんであるイ・ソソン女史は、民主労働党議員団のハ ンスト徹夜座込み場を訪れた。

民主労働党の議員たちが15日、韓米FTA交渉中断を要求て交渉の場である新羅 ホテル前で徹夜のハンストを始めたという放送を見て駆け付けたという。

「労働者の代弁者である民主労働党の議員がこの冷たい路上に座って、ご飯も 食べずに徹夜で座り込みをしているのに、とても家でご飯を食べて寝ていられ なかった」とし、「何ができるのかもわからないが、手ぐらい暖めてやりたく て訪ねてきた」とイ・ソソン女史は語った。

姜基甲議員とイ・ソソン

労働者議員と労働者のお母さん、段炳浩議員がイ・ソソン女史の手を握る

座り込みが終るまでいっしょに座るとイ・ソソン女史が議員団に話すと、姜基 甲議員は「お母さんがそばにいてくだされば、もちろん力が何倍も湧く。だが、 おからだを悪くしないか心配で、ゆっくり(議員団が)座り込みできない。訪ね てきてくれたことだけで力が出る」と述べ、イ・ソソン女史を見送った。

イ・ソソン女史は「労働者国会議員がいてとても幸せだ。金バッジに執着せず、 労働者と国のために働いて戦う国会議員になってくれると信じる」とし、「次 の選挙には、労働者と労働者の家族が力を集めて投票をすれば、もっと多くの 労働者代表を国会に送れる。労働者たちが一つの心にかたまれば、できないこ とはない」と述べた。

「明日はさらに多くの人と共に訪ねてくる」と言って議員と抱擁をしたイ・ソ ソン女史は、座込み場を取り囲む警官を散らしながら、足を返した。

八十を目前にしたイ・ソソン女史は「今、からだが悪くて、共に戦うことがで きないが、挨拶ぐらいはしなければいけないのに、ちゃんとできずに恥ずかし い」と言う。イ・ソソン女史は昨年12月、チョ・ジュノ民主労総委員長ハンス ト場を訪問し、KTX乗務員労働者には激励手紙と寄付を送った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-01-18 02:06:31 / Last modified on 2007-01-18 02:06:32 Copyright: Default

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