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民主労働党議員、交渉糾弾記者会見制止

新羅ホテル進入を阻止、入口で連座ハンスト中

イ・ユノン記者/ 2007年01月15日9時50分

動画: 国家警察がホテル私設警備員なのか

民主労働党議員団9人は15日の午前8時30分、ソウルの新羅ホテルのロビーで 韓米FTA第6回交渉糾弾記者会見を行う予定だったが、ホテル入口前で警察に 進入を拒否された。

民主労働党議員団は移動した車両からおりて担当署長を囲んで進入の阻止に抗 議した。「誰の指示で、何を根拠に公務を遂行する国会議員の行く手を阻止す るのか答えろ」と問い質す議員団の言葉に、担当署長は「韓米FTAに反対する 記者会見は全て阻止しろという指示に従っている」という回答だけで沈黙を守った。

これに対して民主労働党議員団は「何の根拠もなく国会議員の記者会見を妨害 し、出入さえ阻止することは納得できない」と警官を体で押し退け、この過程 で警察と議員団の間で衝突が発生した。議員団は「国家の警察がホテルの私設 警備員なのか」、「いったいどこの国の戦闘警察か」と怒鳴りつけた。

「国家警察がホテル私設警備か?」

民主労働党議員団は午前9時頃にホテルへの進入の試みを止め、その場で抗議 連座座り込みをはじめた。パク・ヨンジン民主労働党スポークスマンは「国会 議員の正当な公務である国民の意思を代弁する記者会見を警察が妨害している」 とし、「FTAに反対すると国会議員も制止されるのだから、無力な労働者農民 はどれほど無視されるのか」と声を高めた。

民主労働党の権永吉議員は「国民の多くが韓米FTAに反対しており、民主労働 党の議員団は国会議員の最も重要な役割である国民の意思を反映するために記 者会見を行おうとしたが、政府が国会議員の正当な行動を遮った」と伝えた。

権永吉議員は「政府当局者が正当な国会議員の活動を遮る根拠を明らかにしろ」 とし、「警察は国会議員の公務執行妨害罪で検挙されるべき」と力説した。

午前10時、民主労働党議員団は座り込みの体制を解かないまま記者会見を行い、 交渉期間中のハンストに突入することを明らかにした。民主労働党議員団は記 者会見文で「ハンストは亡国的な韓米FTA交渉の中断と民生政治復元のため」 と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-01-18 02:04:11 / Last modified on 2007-01-18 02:04:12 Copyright: Default

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