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韓国:25日、ソウル都心で大規模「非正規職労働者大会」
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25日、ソウル都心で大規模「非正規職労働者大会」開催

民主労総、非正規闘争週間宣言...集会、討論会、1人デモなど

ユン・ジヨン記者 2014.10.20 15:12

全国民主労働組合総連盟(委員長シン・スンチョル、民主労総)が10月第四週を非正規職闘争週間と宣言し、 大規模集会と証言大会、1人デモ、討論会など多様な非正規職事業を開催する。

民主労総は10月20日午前11時、民主労総の大会議室で 「2014非正規職撤廃、非正規職闘争週間宣言」記者会見を開催した。 最近、C&M、Tブロード、SKブロードバンド、LG U+、仁川空港、製造業事業場などで間接雇用非正規職闘争が続いており、 非正規職の共同闘争戦線を構築していくという意図だ。

[出処:チャムセサン資料写真]

特に政府は10月中に非正規職総合対策を発表し、 12月中に期間制法と派遣法改正を推進する計画で、 民主労総は大規模集会を通じ対政府闘争宣言に動く計画だ。

まず民主労総は10月25日午後5時、 ソウル市世宗路のファイナンスビルの前で 「2014非正規職撤廃、全国労働者大会」を開催する。 現在、闘争を続けている約20の非正規職労働組合が組織委員会を構成して大会を準備しており、 この日の集会には約5千人の非正規職労働者と支援団体などが参加する予定だ。

「非正規労働者闘争勝利のための大きな歩み」というスローガンで進められる非正規職全国労働者大会では、 △非正規職撤廃、間接雇用労働者の直接雇用正規職化、 △特殊雇用労働者の労働者性争奪、労災保険全面適用、 △低賃金非正規職を拡散する時間制拡大中断、 朴槿恵(パク・クネ)退陣を核心要求に掲げる。

非正規職大会に先立ち、 全国学校非正規職労組、ソウル本部希望連帯労組、公共運輸労組、金属労組、民主一般連盟などの民主労総加盟傘下組織は、 ソウル中心部のあちこちで事前大会を開催する。

また民主労総はこの日の記者会見を始め、非正規闘争週間事業を進める。 21日には16の全国市道庁で「公共部門非正規職法制度改善」を要求する全国同時多発1人デモが展開し、 22日午後7時30分には汝矣島LGツインタワーで非正規事業場闘争文化祭が開かれる。 23日にはソウル教育庁の前で学校非正規職連帯会議ソウル地域集中決意大会が開かれる。

この他にも22日にタプゴル公園では 「老年、そして看病、療養労働者たちと会う」が行われ、 23日には時間制雇用の実態証言と記者会見、間接雇用労働者現場証言大会などが続く。

組織委員会は記者会見文で 「政府と資本は非正規職対策という見かけが良い言葉で、 労働柔軟化に代弁される非正規労働体制をさらに強めようとたくらんでいる」とし 「持てる者のための政策で代弁される非正規労働体制を拒否し、 民主労総と社会各界各層の民衆と共に非正規労働体制を廃棄するための大きな歩みを踏み出す」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-21 00:38:49 / Last modified on 2014-10-21 00:38:49 Copyright: Default

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