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「冷や飯におかずもなく…」給食労働者に飯代を払え?

大邱教育庁、非正規職給食労働者から食事代を徴収

パク・チュンヨプ記者 2016.03.11 11:09

「修学旅行に行くとき、 運転手からバス代を取りますか」

大邱教育庁が調理士などの非正規職給食労働者から食事代を受けることにしたことで 論議がおきている。

大邱教育庁は3月1日から管内の教育公務職約6000人に月10万ウォンの給食費を支払う。 それと共に以前から給食費を払っていなかった調理士・調理員約2400人にも給食費を払わせることにした。 昨年まで教育庁は給食の安全のために給食・料理などに直接参加した全員に試食・評価をさせており、 給食労働者は給食費を払っていなかった。

大邱教育庁が最近把握した結果、給食労働者に給食費を払わせている地域は大邱を含む5か所だった。 これ以外の10か所は学校運営委員会で決めることになっていて、 世宗市は免除、ソウル市も事実上免除されている。

大邱教育庁が「2016年度学校給食基本方向」を自ら破ったという指摘もある。 学校給食基本方向では、学校給食の運営方式・給食の対象・給食費・給食費の支援対象の決定は、 学校長が学校運営委員会で決めることになっている。

このような議論に対して大邱教育庁の関係者は 「給食計画は学生のためにたてるもので、 教職員や教育公務職を対象に規定を適用するかどうかは検討すべき事項」と説明した。

これについて大邱学校非正規職連帯会議は3月10日午前1時、 大邱教育庁の前で記者会見を行って給食労働者への給食費賦課撤回を要求した。

▲10日午後1時、大邱教育庁の前で開かれた記者会見[出処:ニュースミン]

彼らは「給食室労働者は同じ時間に食事ができない。 陪食時間はもちろん、それ以外の時間にも料理、皿洗い、清掃をする。 立って食べたり、移動式調理台で残った食べ物を適当に食べる。 同じ給食費を払うのはむしろ公平性に外れる」と明らかにした。

全国学校非正規職労組大邱支部のチョン・ギョンヒ支部長は 「午後1時を過ぎた今、おかずはみんななくなった。 肉のおかずは当然ない。 学校給食労働者は冷めた汁と残飯を食べなければならず胸が痛い。 給食費の徴収は不当だ」と話した。

民主労総大邱本部のクォン・テクン本部長は 「政府の責任もある。 ヌリ課程の予算を強圧的に教育庁に出させ、親朴教育監の禹東琪(ウ・ドンギ)教育監がヌリ課程の費用を全額編成した状況で、 給食労働者から給食費でも徴収しようとしている」と主張した。

これに教育庁教育福祉課のクォン・オテ給食担当は 「年間1人当りの給食費が小学校は45万ウォン、中学校は56万ウォン、高等学校は60万ウォン程度だ。 学校の調理員は多いところは10人を越える。費用負担が大きい」とし 「昼食を提供するのだから当然給食費を払わなければならない。 3万ウォン増やすのも現在のところ難しい。 ヌリ課程の施行や無償給食などで厳しい」と説明した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-03-14 04:19:17 / Last modified on 2016-03-14 04:19:17 Copyright: Default

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