韓国:非正規職量産法案秒読み...非正規職労働者たち反発 | |
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「非正規職量産法3種、若い時はアルバイト人生、老いては日雇人生」非正規職量産法案秒読み...非正規職労働者たち反発
ユン・ジヨン記者 2014.11.04 17:54
政府が期間制使用期間を現行の2年から3年に延ばす方案を検討しており、 非正規職労働者が非正規職量産法案を阻止するための緊急行動に動いている。 特に政府が近い将来「非正規職総合対策」を発表し、派遣許容対象拡大、職業紹介所の規制緩和、時間選択制活性化対策などを推進すると発表しており、 労働者たちの反発も強まっている。 「朴槿恵(パク・クネ)非正規職量産法案阻止緊急行動(準)」は11月4日正午、 ソウルの政府総合庁舎の前で記者会見を行って、 非正規職量産法案を阻止するための闘争に立ち上がると明らかにした。 緊急行動は、民主労総所属非正規職労組と世代別労組などで構成されており、 11月12日に正式発足を控えている。 この日の記者会見には仁川空港非正規職と現代車非正規職、 ケーブル非正規職、教育公務職、大型スーパー非正規職、病院非正規職労働者をはじめ、 老年ユニオン、アルバイト連帯、青年ユニオン、市民社会団体などが参加した。 アルバイト労組のク・ギョヒョン委員長は 「今でもインターネットを検索すれば、質の悪い時間制雇用があふれている。 それでも政府はまた非正規職総合対策を進めて時間制雇用を増やそうとする。 とんでもない」とし 「青年アルバイト労働者たちは休む暇もなく働いても、所属感や使命感が持てない。 政府は今すぐ非正規職総合対策を廃棄しろ」と要求した。 老年ユニオンのキム・ビョングク副委員長も 「雇用労働部と保健福祉部が非正規職労働者との対立を何度もあおっている」とし 「政界は平然と嘘ばかりつく」と鬱憤をさく烈させた。 最近、雇用労働部は期間制使用期間を2年から3年に延長する方案を推進している。 期間制限で用役下請けの割合が高まっていて、当事者が望めば延長する方案を検討するという説明だ。 民主社会のための弁護士の会のクォン・ヨングク弁護士は 「当事者が望めば延長するなど、とんでもない。 会社を辞めるか、さもなくば3年に延長するかと聞かれれば、労働者にどんな選択ができるか」と批判した。 続いて「商工会議所などの財界が期間制使用制限を2年から4年に延長してくれと要求してきた。 政府はこれを受けて、3年に延長する方案を進めている」とし 「期間を延ばさなければならない業務なら、正規職にすれば良い。 これは結局、常時的業務に永久に期間制の使用を許容しようとすること」と声を高めた。 この他にも政府は近い将来「非正規職総合対策」を発表し、 高齢者の派遣許容業種をすべての業種に拡大する方案を推進する予定だ。 名目は老人雇用創出だが、事実上、これを皮切りに全体業種へと派遣許容対象を拡大するという展望も出てくる。 また政府が推進中の職業紹介所に対する規制緩和方案も派遣や用役などの間接雇用非正規職の拡散と文脈が同じだ。 クォン・ヨングク弁護士は 「高齢者の派遣業種制限をしないというのは中間搾取を完全に認めるもので、 世代間の対立を呼ぶだけ」とし 「そればかりか職業紹介所の規制緩和で人の商品化を推進しようとしている」と指摘した。 また記者会見団は 「非正規職量産法案3点セットが通過すれば、若い時は流れ者アルバイト人生、 老いては日雇派遣人生で暮らしていくほかはない」とし 「朴槿恵政権による非正規職量産法案3点セットは、 全国民の非正規職化、前職場の下請化のための法案だ。 われわれはすべての国民を奴隷にする朴槿恵非正規職量産法案に対抗し、 全力をつくして戦う」と明らかにした。 なお緊急行動は11月13日11時の発足記者会見を始め、 「非正規職量産法案反対非正規職当事者宣言」、 非正規職当事者緊急アンケート調査、 12月全国非正規職労働者共同行動などの活動を続けていく予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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