韓国:高麗大病院清掃労働者、幽霊から人間に | |
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高麗大病院清掃労働者、幽霊から人間に労使休憩空間拡充、人員補充、朝食提供などに合意
キム・ヨンウク記者 2010.07.30 17:52
高麗大病院で清掃をしながら立派な休憩の空間も食事の空間もなく、幽霊扱い された清掃労働者たちが労働条件改善のための労使合意に達した。7月29日、公 共労組ソウル京畿支部高麗大分会は、清掃用役業者との間で、△休憩空間拡充、 △人員補充、△応急治療支援、△朝食提供に合意した。 労使は拡充された休憩空間に元請と協議して、個人ロッカーを購買支給し、 2011年の再契約時は元請と協議して労組が要求する休憩空間を提供できるよう に努力することにした。また既存の契約人員72人の他に4人を補充して、その他 の追加人員は再契約時に病院側に増員を要請することにした。勤務中に発生し た緊急医療および摘出物、感染性廃棄物による事故発生時の応急治療費および 検査費を支援し、朝食は月25食を現物で支給する。今回の労使合意は清掃労働 者と用役業者交渉の結果でしかないが、議論過程に元請社の高麗大病院側も参 加し、休憩空間拡充などの合意ができた。公共労組関係者は「今回の合意過程 に高麗大病院が元請使用者として直接出たわけではないが、元請との協議がな ければ勝ち取るのが難しい部分に非公式の協議過程があった」と明らかにした。 7月8日、暖かいご飯一食の権利キャンペーン団が進めた実態調査結果によれば、 高麗大病院清掃労働者は働いて怪我をしても適切な治療を受けられずにいたし、 人材不足で平均1時間以上早く出勤していた。彼らはほとんどが食事費の負担な どの理由で一日一食を弁当で解決しており、食事の場所はほとんど各種の配管 が降りて行くps室を利用していた。 暖かいご飯一食の権利キャンペーン団は、「今回の合意で清掃労働者のすべて の問題が解決したわけではないが、清掃労働者がこれ以上幽霊として暮さない という権利宣言の開始であり、暖かいご飯一食の権利のための小さいが大切な 第一歩」と明らかにした。 キャンペーン団はまた「今回の合意が単に4つの細部の合意を越え、高麗大病院 が清掃労働者を病院構成員の一つと認め、元請使用者としての責任を全うする という姿勢変化の開始になることを期待する」とし「清掃労働者を機関構成員 の一主体であり、権利を持つ労働者として認めろ」と要求した。 キャンペーン団はまた「ソウル大病院が今回の高麗大病院の合意を他山の石と して、清掃労働者たちの声と要求を正確に聞け」とし「清掃労働者をソウル大 病院の構成員として認めろ」と要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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