韓国:夏期休暇も差別...悲しい現代重工業社内下請労働者 | |
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夏期休暇も差別...悲しい現代重工業社内下請労働者現代重社内下請支会「削減された賃金を原状回復して休暇差別するな」
イ・ジョンホ記者 2010.07.13 17:23
現代重工業労組が7月12日、基本給4万8050ウォン+号俸昇級分2万3000ウォン値 上げ、激励金150%+250万ウォン、自社株26株配分、定年後契約職2年延長の暫定 合意案に対する賛否投票を行い、66.5%賛成で可決したが、今年の初めに30%近い 賃金と手当てを削減された社内下請労働者が原状回復を要求している。 現代重工業社内下請支会は民主労総蔚山本部、金属労組蔚山支部、民主労働党・ 進歩新党・社会党蔚山市党、蔚山進歩連帯、蔚山女性会、蔚山人権運動連帯な どと共に、7月13日午後1時30分に蔚山市プレスセンターで記者会見を行い現代 重工業社内下請労働者の削減された賃金・手当てと土曜日無給化など、後退し た労働条件を原状回復し、大幅な賃上げを実施しろと要求した。 また、現代重工業正規職労働者が2週間の有給夏期休暇に行けるのに、社内下請 労働者はほとんどが2〜3日、長くても1週間しか有給休暇と認められず、あとは 無給休暇で処理されているとし、夏期休暇差別を是正して正当に待遇しろと要 求した。 現代重工業は造船景気の沈滞を理由に2008年と2009年正規職と非正規職労働者 の賃金を凍結し、今年になると社内下請労働者の時給(10%)と日当(1万ウォン)、 手当て(30〜50%)を大幅に削減した。 現代重工業は労働者の賃金凍結で昨年2/4分期から副会長と社長は賃金の全額、 副社長8人は賃金の50%、あとの役員役200人は賃金の30%を返却することにした が、昨年3/4分期からこっそりと原状回復させた。 現代重工業登記理事の1人当り分期別賃金平均支給額は、昨年1/4分期1億2000万 ウォンから2/4分期2262万ウォンに減り、3/4分期1億6532万ウォン、4/4分期2億 2267万ウォン、今年1/4分期2億8952万ウォンと増え続けている。 現代重工業の今年の1/4分期経営実績は売り上げ5兆3000億ウォン、営業利益 8800億ウォン、当期純益9260億ウォンで史上最高を記録し、4月末まで船舶と 海洋受注は40億ドルを突破した。 現代重工業社内下請支会は「現代重工業の史上最大の実績は賃金と手当て削減、 土曜日無給化など、社内下請労働者の犠牲と差別に土台をおいている」とし、 「現代重工業正規職労働者の賃金は大幅に上がったが、労使合意文のどこにも 社内下請労働者の削減された賃金と後退した労働条件を原状回復して賃金を上 げるという言葉はない」と批判した。 現代重工業社内下請支会と蔚山地域進歩政党、労働市民社会団体は「現代重工 業が社会的責任のある企業なら、これ以上社内下請労働者を犠牲にして利益を 上げず、差別を解消し、同伴発展する企業の模範を示すことを要求する」とし 現代重工業社内下請労働者の削減された賃金・手当ての原状回復、大幅な賃上 げの実施、夏期休暇差別是正、現代重工業社内下請支会への現場活動弾圧中断 を要求した。(記事提携=蔚山労働ニュース) 翻訳/文責:安田(ゆ)
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