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韓国:環境美化労働者に暖かい食事を
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[写真]環境美化労働者に暖かい食事を

梨花女子大非正規職環境美化労働者の権利さがし

キム・ヨンウク記者/ 2010年03月03日23時44分

3月3日午後、ソウル市新村の梨花女子大非正規職環境美化労働者たちが学校が 最もよく見える所に集まった。D大学から連帯に来た同じ境遇の労働者は「この ようにうちの学校より何倍も大きな学校をすべて清掃しようとしたら、大変だ」 と話した。

彼女たちは朝7時が出勤時間だが、それでは学生が来る8時までに清掃が終わら れない。やむをえず、出勤は6時だ。しかし起きる時間はとても暗い明け方だ。 ちゃんと弁当を作らなければならないためだ。学校には学生食堂や職員食堂が あるが、80万ウォンの月給ではとても食事代を払えない。彼女たちにとって、 学生食堂は絵に書いた餅だ。

それでも労働者たちは共に弁当でも分け合って食べられて嬉しい。「狭い休憩 室で、朝作った弁当を分け合って食べながら、少しの間でも休めるこの時間が 一番楽しいです。学校は休憩室が臭って火災の危険があると、炊事道具の使用 まで禁止しました。炊事道具でも使って寒い冬、暖かい汁でも飲めればうれし いです」

▲"われわれは幽霊でない"

こうした素朴な要求は、労組の結成につながり、労組の公式要求になった。彼 女らの労組は劣悪な休憩空間改善と食代支給を要求しているが学校と用役業者 は贅沢な要求だという反応だ。春を迎えた梨花女子大にはやっと活気に満ちる 声が響いた。

この日の集会は102周年3・8国際女性デーを記念する女性労働者権利の日の行使 の一環で、「『われわれは幽霊でない』清掃清掃労働者に『暖かいご飯一食の 権利を!』」くれということだった。参加者たちは、『暖かいご飯一食の権利』 キャンペーンの開始を知らせ、『幽霊』のように暮す清掃清掃労働者の実態を 暴露した。参加者約70人は午後1時から新村駅で様々な行事を行い梨花女子大ま でデモ行進し、退勤する環境美化労働者と共に労働者権利争奪を叫んだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-03-07 03:59:02 / Last modified on 2010-03-07 03:59:04 Copyright: Default

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