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韓国:賃金不払いで祭壇も作れない不孝者
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賃金不払いで祭壇も作れない不孝者

[メディア忠清]鎮川建設労働者「秋夕前に賃金不払い解決を」

チョン・ユンミ記者/ 2009年09月29日16時34分

「今年の秋夕には故郷に帰れるかも知れない。ご両親が待っている。」

一年栽培した五穀を刈り取る時期で、最も豊かだという秋夕を前にしているが 建設労働者の顔には憂いで満ちている。彼らに秋夕は名節でない僅かな金さえ なく、祭壇も整えられない不孝者になるかと思い心労焦燥させる日だ。

6か月間未払いの賃金を支払われず気が焦る労働者たちは今日も「秋夕前に未払 い賃金を解決しろ」とテント座り込みを続けている。

▲「私たちが秋夕を祝えなければお前らの秋夕もない」とシュプレヒコールをあげる労働者の向こうでトラックが列を作る。

未払い41億ウォン下請け業者突然の不渡り通知
元請「先支給した」、大田国土庁「未払い申告にも耳を閉じ不渡り以後に解決約束」
労働者たち「信じて待ったのに3千ウォンも与えられないお父さんにするのか?」

国道34号線新設工事区間の鎮川-曾坪第2工具道路工事現場で働いてきた建設労 組忠北建設機械支部鎮川支会組合員たちは、3月から一銭の賃金も支払われなかっ た。9月10日に工事をしたナムソン建設が不渡りを出し賃金18億ウォンと建設資 材納品代金23億ウォンと共に消えたためだ。

これに対して元請のハンシン・コンヨンは「建設工事現場予算を早期執行しろ という政府の指針に従い、上半期年予算の70%~80%を下請けに先支給した」と 述べた。発注処の大田地方国土管理庁はナムソン建設の賃金未払いを数回知ら せた労働者に「順調に進行中」と答えた。不渡りを出した後は「庁長が直接組 合員のところに行き、はやく解決すると約束したことが、慰安といえば慰安」 と組合員たちはむなしい笑いを流した。

「朝子供が『お父さん3千ウォンだけ』とおどおど話しても、その3千ウォンが どうでしょう。わけもなく怒りがわくだけで言葉が出ません。」

「コメがなくならなければ幸運です。会社が不渡りになった後で周囲は金も貸 してくれません。誰かは秋夕だからと贈り物を買いに行くのに、誰かは祭壇も 整えられないそうだから。」

6か月の賃金未払いは一家庭の家長たちにとって、子供の塾と学習誌をやめさせ、 給食費も払えずに家庭での立場を失わせた。まだ幸なのはローンを返す期限が まだ残っていて、信用不良者にならなかったということだけだ。

「道路を作るには数年はかかるから仕事が続けられ、国が発注して元請業者は 大企業だから」という理由で最初に1、2か月賃金が未払いになるまで、いや下 請け業者の不渡りの事実を知るまでは「それでも秋夕前にはくれるだろう」と 待ち望んだ労働者たちだった。建設現場で当然2~3月後に賃金を払うので、そ うだと思い、秋夕には妻と子供たちに贈り物をして両親に必要なものを買おう という気持ちで働きさえしたという。

「交渉で解決しなければ私たちもあなた方も秋夕はないと思え」
29日午前大全国土庁、元請、債権者、労組4者交渉

▲工事現場に列を作った車両、秋夕が近付くほどに労働者の心は燃え上がる。

「明日ここで大田地方国土管理庁、ハンシン・コンヨン、債権者、労組の交渉 があった。初めての交渉。私たちの未払い賃金全額支給を話す。欲を張ってい るのではなく、私が受け取るべき金をくれというのに、どうなるかはわからな い」

組合員たちは「交渉で未払いの賃金をぜひ解決しなければならない」として 「元請が当初下請け業者に支払う時、しっかり確認さえすればこんなことはな かっただろう。管理監督が不十分だった」と口をそろえた。

色々な心配に三々五々集まった組合員の視線が自然に現場に止められた自分た ちの車両に集まった。

「賃金が滞っても、それでも受け取れると思って本当に言われるまま働いた」 という誰かのため息にお互いを無視して土地を見つめていた組合員たちが、 「明日の交渉を誤れば、どうせ故郷にも帰れないし、テントでそのまま過ごそ うと。私たちだけが帰れないか? 元請から下請け、みんな帰れないかも知れな い」という誰かの脅迫に手を打ってゲラゲラと笑い出した。

▲28日午前鎮川郡庁ブリーフィングルームで記者会見を行って発注処と元請の責任を取る姿勢を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-10-05 02:33:16 / Last modified on 2009-10-05 02:33:18 Copyright: Default

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