韓国:現代車、不法派遣の最高裁最終審宣告の延期要請で議論 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
現代車、不法派遣の最高裁最終審宣告の延期要請で議論現代車非正規職労組「偽装請負不法派遣は誰もが知る事実、つまらないことをするな」
蔚山労働ニュース編集局 2012.02.17 17:28
現代車不法派遣大法院最終審(チェ・ビョンスン不当解雇および不当労働行為 救済再審判定取消)宣告日が2月23日午後2時に予定されているが、現代車が 大法院に宣告期日の延期を申請したことで論議がおきている。 ▲金属労組現代車非正規職支会チェ・ビョンスン組合員[出処:資料写真] 現代車訴訟代理人のキム&チャン法律事務所のソン・ジヨル、イ・ウクレ弁護士 は、2月15日に大法院に出した宣告期日延期申込書で「1月に実施した現代車 非正規職労働者の勤労者地位確認訴訟の現場検証調書が近い将来完成する予定 なので、裁判所は調書を見ればもっと正確な事実関係を把握できる」とし、 宣告を遅らせるよう要請した。 彼らは「現在まで請負と派遣の区別の基準については労働法的な視点から作成 された論文しか存在せず、契約法的な視点から研究した論文は何もなかった」 とし「これから一か月以内に国内著名大学民法教授の意見書が完成する予定 なので、裁判所がこれを参酌すれば、もっと説得力ある結論が出せる」という 理由も付け加えた。 また「現在、大法院をはじめとする各級法院では、この事件と争点が類似した 事件が続いており、この事件の結果により、数十万件の訴訟が法院に殺到する と予想される」とし「たとえこの事件が蔚山工場の社内需給業者の勤労者1人に 関する行政事件だとしても、そう見ない視角も多数存在するので、この事件を 一つの事例判決として処理するのではなく、その他多くの事件と共に社内請負 の法的な性質を整理する判決を宣告されることが望ましいと思われる」と明ら かにした。 現代車のこの宣告期日延期申請に対し、金属労組現代車非正規職支会インター ネットサイトの自由掲示板には、社側を批判するコメントが続いた。 「民法の教授が最高裁判事より法をよく知っているようなニュアンスが漂って いますね...最高裁の判事をとても無視する態度のようですね...仕事が増える かもしれないので気を付けて判決しろ...脅迫する言葉のようですね」(組合員) 「突然宣告が決まってキム&チャンもちょっと驚いて、ロビーする時間をくれ というせこいやり方のようですね」(ふふ) 「こんなあきれた理由で延期申請を受け入れれば、大韓民国の司法府は腐るだ け腐ったといえる」(折れた矢) 「中労委の判定を最高裁で待てと言うのだから、通りかかりの犬も笑う」(現) 「期日延期は多分容易ではないでしょう。最近、司法府への不満は極に達して います。折れた矢からトガニ、チョン・ボンブ、ソ・ギホ判事、そして昨日は 法院判決に不満を抱いて法院で首を吊った彼女まで、恐らく延期できないでしょ う。そしてあんな脅迫のような理由で延期申請を受け入れたら...多分...でき ないでしょう」(最高裁) 「大韓民国の憲政秩序までも口を出し、勝手にするほど強心臓なのか。現代車 財閥...大法院が業者から裁判日程を遅らせてくれと言われればそうする所か? 法廷が財閥の術策でやられるほど、軽く見られたのか? 国会議員でも足りず、 今度は大法院判事までわいろで料理するつもりだった?」(ビョン・チャンギ 不当解雇者) 金属労組現代車非正規職支会非常対策委員会は16日に壁新聞を出して「請負と 偽装された社内下請制度が不法派遣であることは、現場の元下請労働者はもち ろん、使用者側も誰もが知っている事実なのに、作業標準書を変えて間食支給 を名ばかり社長にさせたからといって変わるものではない。現代車の管理監督 と指示なしでは、下請労働者は何も作業ができない」とし「使用者側は、時間 稼ぎというせこいやり方を今すぐ中断しろ」と要求した。 現代車非正規職支会は宣告期日の延期を主張する現代車社側に対して、16日の 夜間組から19日特別勤務組まで、現代車蔚山工場元下請労働者を対象に「大法院 不法派遣最終審宣告要求署名」を集め、大法院に提出すると明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-02-18 19:02:29 / Last modified on 2012-02-18 19:02:42 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |