現代車労組「不法派遣が決定、即刻正規職化しろ」

元下請連帯会議復元、4月に非正規職正規職化の特別交渉を推進

金属労組現代車支部は2月29日に報道資料を出し、2月23日の大法院判決により、 現代車の実際の責任者である鄭夢九会長は、これまでの不法行為を謝罪して、 不法派遣非正規職労働者を即刻正規職化しろと要求した。

▲金属労組現代車支部は29日正午現代車蔚山工場本館前で不法派遣非正規職正規職化要求決意大会を開いた［出処:現代車支部］

現代車支部は「いまや不法行為で非正規職労働者を搾取する時代は終わった」 とし「鄭夢九会長は、今こそ非正規職労働者に対する解決法を国民と非正規職 労働者に提示しろ」と要求した。

現代車支部は、最高裁で勝訴したチェ・ビョンスン氏と同じ条件にある約8000人 の不法派遣該当者を調査して、元下請連帯会議を復元し、4月頃非正規職特別交渉 を要求する計画だと明らかにした。

特に「不法派遣に対し、法は旧派遣法の雇用義務(2000年7月1日以後2年経過者)、 現行派遣法の雇用義務(2007年7月1日以後2年経過者)、改正派遣法の雇用義務 (2012年8月2日施行当時不法派遣労働者)をはっきり定義している」とし「不法 派遣という司法的結論が出たので、即刻これを履行しろ」と強調した。

現代車支部はまた、昼間連続2交代、非正規職問題解決、財閥の社会的責任強化 を要求し、起亜車支部と共に共同議題、共同交渉、共同闘争を展開して、民主 労総、金属労組、非正規職支会と共に社内下請労働者の年内の正規職化、不法 派遣労働者の即刻正規職化、非正規職差別解消基金の造成など、非正規職問題の 解決に共同で努力すると明らかにした。

現代車支部はこの日の午前、代議員懇談会を開いた後、正午現代車蔚山工場 本館前で非正規職支会組合員と共に正規職化要求決意大会を開いた。

現代車支部は3月に現代車蔚山工場非正規職支会の正常化事業を支援し、元下請 連帯会議を復元する計画だ。また、3月5日から21日まで、社内非正規職労働者 全てを対象に全数調査を実施し、4月には非正規職正規職化のための特別交渉を 進める予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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