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韓国:中企非正規職女性の死に細切れ法があった
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中企非正規職女性の死に細切れ法があった

沈サンジョン「超短期細切れ契約7回...非正規職期間制法、青春の未来を砕く」

キム・ヨンウク記者 2014.10.10 10:47

9月26日、中小企業中央会で非正規職契約職として働き、 正規職転換の二日前に解雇された後に命を絶った25歳の女性の死の裏には、 別名細切れ法と持続的な性暴力がからんでいる。

沈(シム)サンジョン正義党議員によれば、 この女性は中小企業中央会に在職していた期間の間、7回も長短期の細切れ契約をしてきたことがわかった。 そうして在職している間、中小企業中央会所属の社長や幹部から性暴力とセクハラを受け、 性暴力に絶えられず中企中央会幹部に告発したが、正規職転換の前に解雇された。

今回の事件は、特に別名細切れ法と命名された 「期間制および短時間勤労者保護などに関する法律」が非正規職の解雇の手段として悪用されているという事実をまた確認させたという指摘がある。 期間制法は、使用者が2年を超えない範囲(勤労契約更新時に勤労し続けた期間が2年を超過しない範囲)で期間制勤労者を使えるようにした。 2年を超えなければいつでも細切れ契約で非正規職を簡単に解雇できるようにする法だ。

沈サンジョン正義党議員は10月10日、SBSラジオのインタビューで 「故人が中小企業中央会に入社して2年間働いたが、 勤労契約が満了する4日前に解雇された」とし 「その2年の間、3か月、6か月、2か月、4か月、2か月、4か月、2か月、 こうした形で七回の細切れ契約をした」と伝えた。

沈サンジョン議員は「2年間、一回の契約で通ったのではない」とし 「SB-CEOスクール(中小企業人最高指導者過程)運営支援業務補助を担当し、 授業が終われば打ち上げもあるが、 この過程で企業主や中央会幹部からの性暴力、セクハラ、ストーキングを受けた」と極端な選択をした背景を説明した。

沈議員は「性暴力とセクハラに絶えられず、 上司に告げたがその後から集団でイジメを受け、 結局は勤労契約満了の4日前に予定されていた正規職転換からも脱落するようになる」とし 「博士課程まで勉強した若い女性なのに、7回もの細切れの契約で困惑感と侮蔑感はとても激しかっただろう」とした。 続いて「正規職転換のためにあらゆる事を耐えたが、 中小企業中央会が性暴力の事実を隠してイジメをして、 正規職転換からも脱落させたので、その侮蔑感で故人が味わった苦痛は子供を持つ親として血を吐くような気持ち」と残念さを伝えた。

沈サンジョン議員は 「期間制法というものが若い青春の誇りを押し倒し、未来を砕く死神のような法」とし 「期間制法は(非正規職契約期間が)2年を超えれば正規職に転換しろという趣旨なのに、 企業はこの法を避ける方法として超短期契約をする」と指摘した。

続いて「以前は1年単位だったが、最近は2か月、3か月、 こうして超短期の勤労契約を締結し、いつでもクビにする準備をしている」とし 「2年さえ満たせば正規職になれるという希望を持っているから、 希望を口実に拷問を続ける希望拷問契約」と説明した。

沈議員は「中小企業中央会だけではないという点で、 今回真実を正確に明らかにして、期間制法改善まで制度改善もすべきだ」とし 「統計庁の資料によれば、女性の賃金労働者の44%が1年未満の契約職で、 女性労働者の半分が細切れの契約をしている」と実態を伝えた。

また「昨年、全南道の麗水国家産業団地、 デリム産業工場の爆発事故の時、死傷者のほとんどが1か月超短期契約だった」とし 「女性労働者と大学を卒業してすぐ職場に出る若者の前に待ちかまえているのが超短期契約」と強調した。

沈議員は今回の事件の法的対応について 「ひとりではなく、多くの人がセクハラをし、 中小企業中央会の担当部長も加害者だったことが確認された」とし 「遺族は今日告発する予定で、 告発状には直接強制醜行した4人のCEOと3人の中小企業中央会幹部のリストが入っている」と伝えた。

なお金霽南(キム・ジェナム)正義党議員が中企中央会に提出させた中企中央会非正規職現況資料によれば、 中企中央会は非正規職労働者の契約期間を1か月、2か月、3か月、4か月など、 月単位で更新してきたことが確認された。 中企中央会の職員は合計452人で、このうち30%にあたる137人の非正規職がこうした細切れの契約をしている。

金霽南議員は 「中企中央会が何の原則も基準もなく、 勝手に人を使っていた慣行が結局、残念な死を呼んだ根本的な原因」とし 「中企中央会は2008年以後、国政監査の対象から除外され、 監督の死角地帯に置かれていて、 また国政監査の被検査機関に戻さなければならない」と指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-10 20:28:27 / Last modified on 2014-10-10 20:28:28 Copyright: Default

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