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明知大助手の中労委判定、原審を維持

労組、「学校は中労委決定に従うといった」... 明知大、「協議するといった」

キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年08月31日16時27分

中央労働委員会は8月28日午後2時に開催された明知大学校亥正助手不当解雇お よび不当労働行為救済申請事件に対し、京畿地方労働委員会による原審の判定 内容をそのまま維持した。京畿地方労働委員会は4月22日、解雇された明知大助 手19人のうち15人を不当解雇とした。残り4人は不当解雇と認められなかった。

これら4人のうち金某氏は解雇された後、学校の部所長などの要請で『理由なく 6か月後に退職する』という6か月延長申込書に署名をしたという理由で認めら れなかった。その他、ユ某氏などの3人は勤続期間が1年にならないという理由 だった。

今回の事件を担当したキム・ジェミン労務法人ピル労務士は「本来全員救済さ れるべきなのに中労委判定に問題がある」とし「継続勤労期待権を勤続年数で 判断されたのは残念」と述べた。

ソ・スギョン明知大支部長も「敗訴した4人のうち3人は、勤続年数が1年未満な のに、彼らは面接当時には短期の勤務は望まず長く働ける人を選ぶからといっ て通った人」と話した。ソ支部長は「署名を受けて解雇された金某氏は業務を 知る行政補助員がまたやめ、学校の要請で臨月の状態で2週間前から臨時に働い ている」とし「それほど必要な人を切った」と非難した。

一方、大学労組は8月24日から26日まで総長室前で座り込みを行い、学校側の面 談要請を受けて面談した。面談結果について労組は「学校側が28日に開催され る中央労働委員会の判定結果に従うと言い、根本的な立場の変化を見せたため、 26日午後を期して座り込みを暫定解除した」と述べた。

しかし学校側は面談の結果に対する立場が違う。当時面談したキム・パンチョ ル明知大学校事務局長は「われわれは中央労働委員会が終わった後に協議しよ うといった。結果に従うとは言わなかった。見解の違いがある」とチャムセサ ンとの通話で話した。キム・パンチョル事務局長は、「協議するという意味は 対話の過程で折衝点が出てくれば理想的で、理想的な結果のために対話をして みなければならないということ」と付け加えた。

学校側の言葉通り、単純に協議するだけということが面談の結果なら、労組側 はさらに強力な闘争をするものと見られる。明知大支部は9月2日(水)午後7時 30分にストライキ200日をむかえ、ソウルキャンパス正門前でキャンドル文化祭 を開く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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