韓国:清州代理運転労組発足、1次闘争決意大会 | |
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「コール手数料を引き下げろ、代理運転制度を改善しろ」清州代理運転労組発足、1次闘争決意大会
ユ・ジョンボム現場記者/ 2007年06月15日11時12分
6月14日、清州でも代理運転労働者の労働組合設立を公表する労組出帆式と1次 闘争決意大会が開催された。清州代理運転労組は、大邱と蔚山に続き全国で三 つ目で、結成された代理運転労組の正式名称は「全国民間サービス産業労働組合 サービス流通労組清州代理運転本部」だ。 清州地域では60社以上の代理運転業者が登録され、代理運転労働者の数は千人 以上と推定されている。だが代理運転をする労働者の労働条件は劣悪だ。1ヶ 月夜通し働いても彼らの手に残るのはせいぜい100万ウォン。同じ時間の法定 最低賃金(26日勤務。夜間勤労手当て適用)の119万ウォンにも満たない収入だ。 代理運転業者に雇われた厳然たる労働者なのに法的に『労働者』の地位を認め られない。社会は発展し続け、『新種のサービス労働者』が生まれているが、 現行の労働法はこうした傾向に追従できないためだ。彼らは労働法の死角地帯 に置かれており、代理運転業者の不当な横暴も、顔色をうかがうだけだ。 清州地域の代理運転業者は、他の地域より非常に高い手数料を取り暴利をむさ ぼっている。ソウルや水原など首都圏の業者の手数料は代理運転費の20%、近 くの大田地域でも手数料は22.5%だが、清州地域の企業はこれより10%以上高 い31.3%を手数料として徴収している。しかも企業等は営業・管理の名目で、 保険料とプログラム使用料、罰金などの名目でコール手数料以外にも多くの費 用を運転労働者に転嫁しているのが現実だ。 清州地域の代理運転労働者がこうした業者の不当な横暴に声をあげることになっ た。もうこれ以上業者のいいなりにならない労働者だと宣言したのだ。幹部教 育など、3ヶ月以上の準備と組織化事業が行われ、先に組織化された大邱など の労働者と交流してきた。また地域の代理運転労働者を対象とする労組情報誌 を配布して労組への加入を督励してきた。労組は今後、企業に交渉を要求して 要求を貫徹させる闘争を準備している。 労組はこの日の出帆式および決意大会の決議文で、代理運転企業は中継業者と しての本来の機能に戻り、中間搾取を根絶し、代理運転労働者の安全運行と市 民への安全なサービスを提供するために、労働組合と誠意のある実質的な交渉 を行うよう要求し、 △労組活動への弾圧と支配介入に対して業者を問わず強力な打撃闘争を展開 △労組が要求した労使交渉の代理業者側による拒否あるいは懈怠に対抗して強力な闘争を展開 △代理運転労働者の生存権に関して職務遺棄した関連機関を強力に糾弾 △労組の自主的団結権確保のために連帯できるすべての労働陣営と連帯闘争を展開 △代理記事の安全な労働権と生存権保障のための闘争 △代理記事の安全運行と市民の安全な帰宅保障のために最大の努力を傾注すること を決意した。またこの日の集会には、民間サービス連盟のキム・ヒョングン委 員長をはじめ、大邱、蔚山、大田の代理運転労働者と清州地域の民主労総所属 組合員が参加、代理運転労働者の闘争に積極的に連帯することを宣言した。
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-17 00:45:28 / Last modified on 2007-06-17 00:45:31 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |