韓国:非正規職希望バス「希望ウイルスをばら撒くために」 | |
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非正規職希望バス、「希望ウイルスをばら撒きに行きます」[寄稿] 『非正規職2次希望バス』を出発させるにあたり
キム・ソヨン(金属労組非正規闘争本部長) 2011.10.18 18:04
希望バスは、絶望の時代に希望のキャンドルを灯す、かすかな願いだった。一 人の命が、一企業の整理解雇が、なぜ全人類の尊厳を規定するかということを 見せた。 この希望バスをさらに深めるために出発するアップグレードされたバスがある。 金属労組非正規闘争本部傘下の現代車などの非正規労働者が主体的に出発させる 『非正規職のない工場作り希望バス』だ。 われわれは7月、非正規職のない工場作り希望バスに乗って6日間全国を回り、 現場労働者と市民に非正規職の深刻さを伝えた。正規職はほとんどいない現代 モービスと現代重工業群山工場を訪ね、われわれは声帯が破れるほど非正規職 のない工場を作ろうと訴えた。 非正規職の深刻さ訴えた1次非正規職希望バスそして今回また2回目の非正規職整理解雇のない工場に向かう希望バスに乗る。 非正規職労働者は闘争で労働者はひとつであることを知った。1回目の非正規職 のない工場作り希望バスに乗って巡回闘争をしながら、われわれは非正規職と 整理解雇はセットになった問題だということをさらに切実に感じた。 1998年のIMF事態の時に、整理解雇制と派遣制が同時に立法された。その結果、 正規職労働者の大量解雇につながり、時間がたって解雇された労働者の持ち場 は非正規職で埋められた。そして現在、非正規職が全労働者の半分を越えるよ うになった。こうした悪循環は今も進行中で、安山にあるシグネティクス女性 労働者のケースを見ればすぐ確認できる。 非正規職を優先して解雇した後に正規職を整理解雇いつのまにか非正規職は、労働者を分裂させる資本家の武器になった。資本は 構造調整をする時、いつもまず非正規職を解雇する。そして、それは正規職の 労働者に雇用不安を通じた利己主義を助長し、労働者の団結を除去する。 今、整理解雇と激しく闘っている韓進重工業も、正規職が整理解雇される前に、 すでに非正規労働者2千人以上が現場をクビになった。『アッ』という声もあげ られないままクビになり、また採用される過程で、逆にわれわれは整理解雇と 非正規職は根が同じだということをさらに実感した。 非正規職の解雇を阻止できなければ、それはまさに正規職の整理解雇を早め、 正規職の整理解雇を阻止できなければ、また非正規職が広がる。正規職と非正 規職が共に連帯して戦わない限り、こうした悪循環は続くというのは、あまり にも自明だ。 正規職と非正規職が団結する理由数日前、双竜車労働者の17人目の死があった。77日戦って、最後に使用者側と 警察の脅迫で圧迫に勝てず希望退職した36歳の若い労働者が生活の希望を失い、 亡くなった。 その若い青年労働者にかすかな希望さえあれば、そんなことはなかっただろう。 この死の前で18人目の死を防ぐために、私たちはさらに希望ウイルスを広げな ければならないと考えた。その具体的な行動が、第2次非正規職・整理解雇のな い工場作り希望バスの出発だ。 私たちは、かすかな希望であっても、その希望を諦められない。まさに私たち が世の中の全てだからだ。『私たちは99%だというウォール街占領デモ』よりも 切迫した抵抗と連帯が、私たちが闘ってきた道だからだ。 第2次非正規職整理解雇のない工場作り希望バスは、非正規職労働者だけの闘争 を越えて立ちあがりたい。正規職と非正規職を問わず、共に団結して整理解雇 のない世の中、非正規職のない世の中に向かって前進して行こうということだ。 それで第2次非正規職整理解雇のない工場作り希望バスは、まず釜山韓進重工業 に出発する。キム・ジンスクと会って、続いて非正規労働者と整理解雇労働者 が共に苦しむ韓進と双竜車、シグネティクス、大宇自動車販売、コルトコルテック の労働者たちと会う。 検察とハンナラ党に対する闘争第2次非正規職整理解雇のない工場作り希望バスは、1回目の巡回闘争の意味を 忘れない。大法院で不法派遣正規職化しろという判決を受けたのに、正規職化 どころか大量解雇と懲戒、労組事務室への出入も認めず、毎朝暴力行為をして、 不法派遣の隠蔽操作を続ける現代車非正規職労働者と共に現代自動車を糾弾し、 現代自動車の不法を黙認・幇助する労働部と検察庁に、鄭夢九会長を拘束捜査 するように要求する。 そして特に最近、ハンナラ党が立法発議した派遣業種の拡大と常時業務に派遣職を 雇用できるようにした部分に強く抗議するだろう。 人間の尊厳を尊重する人々よ、民主主義と人権を信じる人々よ、不正と不正に 怒り貧困と差別に抵抗する民衆よ、私たちは今一つになって会おう。私たちの 第2次非正規職のない工場作り希望バスの終点は、2011年10月22日、ソウル市庁 広場だ。われわれ99%が集まって、1%に対して一つになろう。働く人々が主人に なる世の中のために、金中心の世の中を占領しよう。整理解雇・非正規職のない 世の中を作ろう。2011年10月22日、市庁広場で私たちの希望で世の中を占領しよう。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-10-19 11:06:08 / Last modified on 2011-10-19 11:06:27 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |