韓国:野五党、KTX解雇乗務員の復職問題を9月国政監査で扱う | |
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野五党、KTX解雇乗務員の復職問題を9月国政監査で扱う鄭東泳「参与政府時期の解雇の責任を痛感、謝罪」
キム・ヨンウク記者 2011.08.31 16:43
2006年、鉄道公社に対し不法派遣の直接雇用を要求してストライキをして解雇 されてから5年が過ぎたKTX解雇乗務員問題が、9月の定期国会で本格的に扱われ る展望だ。8月31日、野五党とKTX乗務員、公共運輸労組、鉄道労組は国会記者 会見場で「鉄道公社が法院の判決を受け入れ、解雇乗務員を即刻復職させろ」 と要求した。 ![]() KTX乗務員の不法派遣正規職化問題は、08年11月の初めての裁判で乗務員が鉄道 公社に勝訴した後、勝訴し続けている。まず『勤労者地位保全および賃金支給 訴訟』を提起した34人は、2010年8月にソウル地方法院の本案訴訟で勝訴して、 8月16日、高等法院でも勝訴した。また8月30日には第2次訴訟を提起した119人 の乗務員も勝訴した。法院は「鉄道公社はKTX乗務員の実質的使用者なので全員 復職させろ」と判決したが、鉄道公社はまだ判決を無視している。 これにより野五党は、KTX乗務員の国会環境労働委(環境労働委)次元を越え、 鉄道公社所管常任委の国土海洋委でも積極的に解決を目指す方針だ。 民主党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員はこの日の記者会見で「参与政府の時、 この問題が起きたことに積極的に対処できなかった責任を痛感して謝罪する」 とし「経営効率、労働柔軟化、民営化という新自由主義の神話に捕えられた末、 良い雇用を作るべき公企業で無慈悲な整理解雇と非正規職差別が行われ、胸が 痛い。当時の参与政府が任命した鉄道公社社長がこの問題をこのようにしたこ とを深く反省する」と明らかにした。チョン議員は「今からでも鉄道公社は、 大法院の上告を放棄し、即刻乗務員の復職要求を受け入れろ」とし「野五党は 乗務員の全員復職が実現するよう積極的に参加する」と明らかにした。 民主党のイ・ミギョン議員も「この問題は、国会環境労働委で長い間扱われて きて、不法下請け非正規職闘争の象徴になっただけに、今回終止符を打つよう に定期国会で努力する」とし「環境労働委次元での努力とともに、国土海洋委 の協力がぜひ必要だ。国土海洋委の民主党幹事チェ・ギュソン議員がこうした 要請を受け入れてくれたので、千軍万馬を得たようだ」と説明した。 チェ・ギュソン議員は「2審が終わったので裁判は終わったと言っても過言では ない。所管の常任委国政監査で、すぐこの問題が執行されるように積極的に努 める」と明らかにした。 鉄道労組KTX乗務支部のオ・ミソン前支部長は、「列車の安全事故が続くのは、 外注化と非正規職問題の結果」と指摘した。 民主労働党のホン・ヒドク議員は「口さえ開けば法治を語るこの政権とホ・ジュ ニョン社長に、法治を問わざるをえない。国家公権力と公共機関が法をしっか り守らなければ、非正規職労働者が生きる道を見つけられない」と非難した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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