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外国投機資本天国、労働者は解雇[金属労働者]「京畿道と道知事に責任を問う」
カン・ジョンジュ(金属労組編集部長) 2010.05.20 18:09
国内外国資本の95%が短期制投機資本という状況で、外国投機資本(以下、外投 資本)の労働者に対する横暴が極に達している。忠南ヴァレオ資本の一方的工場 清算で100人余りの労働者が一日で雇用を失い、プレシア、3Mなどで大量解雇と 懲戒などが続いている。
▲5月19日水原京畿道庁前で京畿、ソウル、大田忠北、忠南、全北、マンド、双竜車、起亜車支部組合員5百人が参加して「外国投機資本問題解決と闘争事業場勝利のための金属労働者決意大会」が開かれている。[出処:金属労組シン・ドンジュン]
金属労組(委員長パク・ユギ)は5月19日午後3時、京畿道庁前で『外投資本問題 解決および闘争事業場勝利のための金属労働者決意大会』を開き、2010年外投 資本問題解決のために総力闘争に出ることを宣布した。 大会の参加者は、外投資本の労働弾圧の態度は無視したままで、逆に保護する 京畿道を強く糾弾した。京畿道のチャンアン工団は外資誘致を目的に作られた。 京畿道は地域経済活性化と雇用創出の名目で、工団に入居する外国資本に土地 の無償賃貸、各種補助金支援、租税減免などの特典を与えてさらに多くの外国 資本を引き込むために熱を上げている。だが外投資本が各種特典で利益をあげ、 労働者を弾圧して不当労働行為を続けていることには管理監督もしていない。
▲5月19日に開かれた「外国投機資本問題解決と闘争事業場勝利のための金属労働者決意大会」に参加した支部長と組合員が「あなたのための行進曲」を歌って民衆儀礼をしている。[出処:金属労組シン・ドンジュン]
チャンアン工団にあるプレシアは、2009年経済危機を口実に構造調整を断行、 26人を解雇して団体協約を一方的に解約した。パーカーハニル油圧もまた34人 の労働者を整理解雇して労組脱退工作をするなど、深刻な労働弾圧を行ってい る。労働者が会社の不当な弾圧に対して京畿道が解決するよう要求したが、京 畿道は会社を管理監督するどころか、京畿道の政策の問題を知らせる労働者を 連行した。
▲5月19日に開かれた「外国投機資本問題解決と闘争事業場勝利のための金属労働者決意大会」に参加した京畿支部のある組合員が「外国投機資本管理監督強化」と書かれた旗を掲げている。[出処:金属労組シン・ドンジュン]
京畿支部プレシア支会のソン・キウン支会長は「チャンアン工団は、外国企業 の天国だが、労働者たちには地獄」とし「外投資本を監視、監督する京畿道庁 は、私たちの要求を見ることもしなかった」と京畿道庁に対する怒りの声をあ げた。労組は大会を終え、外国投資企業が行っている労働弾圧に対して京畿道 が積極的に解決するよう要求する書簡を道庁に伝えた。 労組はこの日、民主労組死守と闘争事業場勝利のための対政府闘争も宣言した。 京畿支部のイ・ソンジャ事務局長は「闘争事業場の問題はまさに私たちの問題 だ。われわれはいつも構造調整、資本の刃の前に立っている」とし「長期闘争 事業場、小規模闘争事業場の勝利を作り出す闘争に金属労組の未来がある」と 強調した。起亜自動車支部華城支会のイム・クゥクチョル支会長も「労組を抹 殺し、労働者の生存権を剥奪する政権と資本に対する金属労組の闘争に先頭に 立つ」と決意を述べた。決意大会を終えた参加者は水原市民に外投資本の問題 と京畿道庁の蛮行を知らせ、水原駅までデモ行進をした。
▲決意大会を終えた組合員が水原駅に街頭デモ行進をしている。[出処:金属労組シン・ドンジュン]
一方、労組は5月17日、外国投資企業の不当労働行為根絶と規制方案用意を要求 する記者会見を行い、△無分別な外資誘致政策の全面再検討、△労働弾圧外国 投資企業に対する特別勤労監督および特別税務査察の実施、△労働組合抹殺を 行っている外国投資企業に対する特典取り消し、△外国投資企業に対する持続 的なモニターと監督実施の要求を政府総合庁舎に伝えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-05-22 08:45:38 / Last modified on 2010-05-22 08:45:40 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |