韓国:キャンドル大行進二日目、ソウル市庁前沸きかえる | |
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キャンドル大行進二日目、ソウル市庁前沸きかえる[21日16:30]イベント・テントとブースが増える... コンサートなど多様な事前イベント
特別取材チーム/ 2008年06月21日16時35分
▲女性民友会のイベントテント ▲社会公共性連帯会議テントで行われているパフォーマンス 狂牛病国民対策会議など、米国産牛肉全面開放に反対する団体と市民の48時間 非常国民行動の二日目が行われている6月21日、ソウル市庁広場と清渓広場一帯 は、昼間から多くのイベントで活気付いた。 ソウル市庁前芝広場を取り囲んだ30余りの市民団体のテントでは、BSE危険米国 産牛肉輸入反対はもちろん、大運河阻止、医療民営化反対など、さまざまなス ローガンとイベントがあった。環境運動連合は1トントラック一台分の「あられ」 を市民に無料で配り、「30か月以下の牛肉が安全? 嘘っぱちだ!」と叫ぶ「嘘っ ぱち朴パフォーマンス」を行い、市民から大きな関心を受けた。 社会公共性連帯会議も市庁広場にブースを出し「狂牛反対、教育医療市場化阻 止、水電気ガス鉄道地下鉄構造調整および私有化阻止」などをテーマに市民が 直接参加するパフォーマンスをしている。 NCC正義平和委員会、キサリョン、教会改革実践連帯などのキリスト教団体も、 テントの「キャンドル教会」を作り、BSE危険米国産牛肉輸入反対および5つの 国家政策撤回のための祈祷会を開いた。 ▲オールナイトコンサート、「頑張れ、キャンドル」 ▲キャンドル少女に続いて登場したキャンドル労働者 市庁広場では午後3時から文化連帯主催の「オールナイト・コンサート、キャン ドル頑張れ」の1部が行なわれている。ソウル市庁広場に来た市民たちは広場の ブースを訪問して話をしたりプラカードを持って座っている。 一方、清渓広場では保守団体が「キャンドル反対」一人デモなどを行った。 「救国!過激不法キャンドルデモ反対市民連帯」の会員約30人は、午後2時から ソウルファイナンスセンター前でキャンドルデモ隊が戦闘警察バスを引く姿、 落書きされて破損した戦闘警察バス、衝突過程で負傷した戦闘警察などの写真 を周辺に展示して「もう不法デモをやめろ」と主張した。 彼らは「キャンドルは消えなければならない」、「キャンドルは家を明るくす ることに使われなければならない」と市民に訴える一方、狂牛病国民対策会議 代表者拘束捜査要求署名運動を共に進めた。清渓広場周辺でも、キャンドル集 会に関するイベントが準備されており、行きかう市民は彼らに抗議して口論に なったが、物理的衝突は発生しなかった。 ▲「30か月以下は安全? 嘘っぱちだ!」嘘っぱち朴パフォーマンス ▲保守団体が清渓広場付近で行った写真展 今日、キャンドル大行進を主催する狂牛病対策会議は、午後5時からソウルの大 学路マロニエ公園で事前集会を開いた後、ソウル市庁広場までデモ行進をして キャンドル文化祭を始める予定だ。午後4時現在、前回光化門の世宗路交差点に 作られた「コンテナ障壁」は登場しなかった。しかし「明博山城」に対抗して 国民が「国民土城」を積むために準備した砂が今日の朝、警察に押収された。 国民対策会議によれば、警察は韓国銀行ロータリーで砂を運んでいた25トント ラックをとめて運転手を連行し、戦闘警察を動員してこれに抗議する市民の接 近を防いだ。この過程で一人の連行者が発生したという。 一方、狂牛病対策会議が市民に自発的参加を薦めた「8000番バス乗り」運動は、 バス運行中断で失敗した。8000番バスは、ソウル南大門から大統領府の中の噴 水まで運行する路線だ。狂牛病対策会議によれば、今日の昼に私服警官が8000 番バスに市民と共に乗り、市民らのTシャツとステッカーなどを指摘してバスを 利用した出入を禁止させたという。現在は大統領府警備隊の要請で8000番バス の運行が中断され、対策会議は今後、国家人権委陳情などに強く対応すると明 らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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