韓国:警察、対策会議手配犯に逮捕令状執行の圧迫 | |
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警察、「手配犯人強制拘留」...対策会議、「事態を悪化させる」警察、対策会議手配犯に逮捕令状執行の圧迫で曹渓寺前は緊張が昂揚
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年07月18日10時53分
7月17日、「李明博政権こそ最も違憲的な政府」とし、憲法記念日に街に出た 市民に対し、警察は色素を混ぜた放水銃と消火器を動員して強制解散させたの に続き、警察は今日(18日)午前11時、曹渓寺にいる狂牛病国民対策会議手配犯 7人に対する逮捕令状を執行すると発表したことで、緊張が高まっている。 ▲[写真:キム・ヨンウク記者] インターネットニュース『仏教ドットコム』は7月17日、警察と仏教界の消息に 詳しい関係者の話を引用し「警察は18日午前11時に逮捕令状を執行し、鍾路警 察署長が直接令状を持って曹渓寺を訪問するということだ」と報道した。 これに18日午前10時30分現在、曹渓寺周辺は緊張感が漂っている。曹渓寺の境 内にいる手配犯人のテントの前には、知らせを聞いて来た記者が集まっている。 警察は曹渓寺周辺に兵力を増強しており、私服警察が陣を敷いている状況だ。 手配犯人7人は緊急会議や、個人の荷物整理などをして、万一の事態に備えてい る。手配犯人は「最後までがんばる」という立場だ。 手配中の狂牛病国民対策会議パク・ウォンソク状況室長は記者との質疑で、 「曹渓寺境内まで入ってきて無理な連行をすれば仕方ないが、不当な逮捕令状 に進んで応じるつもりはない」とし「曹渓寺の立場も手配犯人かどうかは別と して、境内に警察は入れないという立場だという。警察が曹渓寺境内に無理に 入れば事態をさらに悪化させるだけ」と話した。 そのため警察の曹渓寺境内進入は容易ではなさそうだ。特に仏教界は、李明博 政権が一部の宗教に対する偏向的な行動をしていると反発しており、曹渓寺に 警察が投入されれば仏教界との関係はさらに悪化する。警察もこれを考慮して、 曹渓寺進入を慎重に検討しているという。 もし警察が兵力を動員して曹渓寺の境内に入り、手配犯人の逮捕令状を執行す れば、これは2002年以後6年ぶりのでき事になる。2002年、発電所の民営化に反 対して発電労組組合員がストライキを行い、曹渓寺に逃げ込んだところ、警察 がこれらの組合員を連行するため、大雄殿の内部にまで進入した。曹渓寺信徒 は警察の境内進入を『蛮行』と規定し、鍾路警察署長の即刻罷免と公式謝罪を 要求し、警察は公式に謝罪をしている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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