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韓国:民主労総前幹部、戦闘警察集団暴行で重傷
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民主労総前幹部、戦闘警察集団暴行で重傷

キム・テイル前事務総長、頬骨陥没、指と肋骨2本骨折

イ・コンマム記者 iliberty@jnbo.net / 2008年06月30日11時54分

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民主労総の前事務総長だったキム・テイル公共労組生産性本部支部長が6月29日 午前0時30分頃、戦闘警察の無差別な暴行で目の周囲の頬骨が陥没し、指と肋骨 2本を折る重傷を負った。キム・テイル支部長は現在ポラメ病院に入院中だ。 キム・テイル支部長は最低2か月程度の長期入院治療が必要な状態だ。

▲戦闘警察の集団暴行で負傷したキム・テイル民主労総前事務総長[出処:公共運輸連盟]

民主労総によればキム・テイル支部長は、6月29日深夜、ソウル市議会ビル近く に立っていた。当時、戦闘警察はソウル市議会近くの路地から突然飛び出し、 この過程でキム・テイル支部長は戦闘警察に押されて地面に倒れた。キム・テ イル支部長が地面に倒れると戦闘警察は彼を取り囲んで踏みつけ、こん棒と盾 で暴行したという。チャムセサンのチョン・ムンギョ記者もここで戦闘警察の 盾で顔面を攻撃された。

集団暴行で倒れたキム・テイル支部長は、周辺の人権侵害監視団関係者により 発見され、救急車で運ばれた。3時間以上にわたり折れた指をつなぐ緊急手術を 受けた。7月3日には頬骨とあごの陥没部位の手術が行われる予定だ。

これに対して民主労総は緊急声明を出して「キム・テイル支部長の場合は運が 良く、生き返ったという状況」とし「このように、殺人も厭わない警察の暴力 蛮行に驚かざるをえない」と怒りの声をあげた。

民主労総は「警察の深刻な暴力を満腔の怒りで糾弾し、その責任を必ず問う」 とし「野獣のような集団暴力を指示したオ・チョンス警察庁長官はもはや民主 社会の一員とは認められず、謝罪はもちろん必ず応分の代価を払わせる」と警 告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-04 01:27:46 / Last modified on 2008-07-04 01:27:47 Copyright: Default

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