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韓国:焼身したイ・ビョンニョル氏死亡
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[速報]米牛肉に反対して焼身したイ・ビョンニョル氏が死亡

今日(9日)午前突然の心臓停止で心肺蘇生術実施...ついに死亡

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月09日12時02分

5月25日、米国産牛肉輸入反対を叫んで焼身したイ・ビョンニョル氏が今日 (6月9日)午前11時35分、ついに息をひきとった。

▲5月25日、焼身したイ・ビョンニョル氏[出処:チャムソリ]

イ・ビョンニョル氏は5月25日午後6時頃、全州コアデパートの前で米国産牛肉 輸入反対と李明博政権打倒を主張するチラシをまいて、全身にシンナーを浴び て焼身した。その後、ソウルの漢江誠心病院に移されて治療を受けてきたが、 自発呼吸ができずに人工呼吸を続けてきた。だが、腎臓の異常で尿が排出でき ないなど状態が悪化してきた。

昨日(6月8日)の夕方までは心拍数が100を越えているなど状態は良くはなかった が、イ・ビョンニョル氏の息はあった。しかし今日午前10時30分頃、突然心拍 が30に落ち、医療陣は心肺蘇生術を始めたという。その後、医療陣は午前11時 35分頃に病室にいた焼身対策委側に、もうイ・ビョンニョル氏に蘇生の可能性 はないことを伝えた。公式の死亡診断は、家族が到着した後にあるものと見ら れる。現在イ・ビョンニョル氏の家族は病院に移動している。

イ・ビョンニョル氏死亡対策委は、家族が到着し次第葬儀室を整える予定だが、 現在漢江誠心病院に空の霊安室がなく、他の病院に移り葬儀室を整えると発表 した。焼身対策委は午後2時の会議で今後の計画を確定する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。

「イ・ビョンニョル氏の死は、国民に勝とうとする李明博の責任」

イ・ビョンニョル氏死亡に哀悼声明続々、13日に民主市民葬

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月09日18時07分

「米国産牛肉輸入反対、李明博打倒」を叫んで焼身したイ・ビョンニョル氏が 今日午前死亡し、哀悼声明が続いている。故イ・ビョンニョル氏の葬儀室は、 ソウル市恵化洞のソウル大病院に整えられた。葬儀は6月13日、狂牛病国民対策 会議主管の民主市民葬で行われる予定だ。

▲故イ・ビョンニョル氏遺影

狂牛病国民対策会議は哀悼声明を出して「検疫主権と国民健康権の回復、民主 主義と国民主権のために全身を燃やす苦痛を自ら選び、一つしかない命を歴史 に捧げた故イ・ビョンニョル様の霊前に謹んで冥福を祈り、耐えがたい悲しみ に浸っている遺族に深い哀悼の心を伝える」と明らかにした。

続いて「イ・ビョンニョル様の焼身抵抗と犠牲は、李明博政権の無能と不正、 そして1か月以上キャンドルで燃え上がった国民の念願を暴力弾圧と嘘で握りつ ぶす独善と傲慢が招いたことを明確に指摘する」とし「李明博政権がイ・ビョ ンニョル様の霊前に、そして失望と怒りで燃え上がった国民の前に心より謝罪 し、即座に全面的な再協議を始めるよう強く要求する」と明らかにした。

▲イ・ビョンニョル氏が生前に書いた手帳の一部[出処:狂牛反対全北対策委]

故イ・ビョンニョル氏が組合員として所属していた公共労組も声明を出して、 「キャンドルが全国の叫び声に変わって1か月を越えたが、李明博政権は誰も責 任を取らない」とし「私たちには国民と戦って勝とうとする大統領は必要ない」 と強調した。

続いて公共労組は「公共労組はイ・ビョンニョル同志があれほど望んだ野火の ように燃え上がるキャンドルの海に飛び込む」とし「国民健康を売り、国民の 老後の財産の年金を売り、水も売り、ガスも売り、電気も、鉄道もすべて売る という愚かな政府に対抗し、決して孤独でない戦いを始める」と明らかにした。

▲イ・ビョンニョル氏は普段キャンドル集会にいつも参加し、単純な参加でないボランティアメンバーとしてあらゆることを引き受けてしてきたと知らされた。[出処:狂牛反対全北対策委]

民主労総も声明を出して「イ・ビョンニョル組合員の焼身死亡は国民の健康権 と国の主権を売り払い、深刻な憂慮と反対にもかかわらず大運河と公共部門の 私有化を進める李明博政権にその責任がある」とし「たとえ故人の身はこの世 を離れても、故人の願いはさらに巨大なキャンドルとして復活している」と明 らかにした。

続いて「絶対多数の国民がキャンドル抗争に立ち上がる状況に達したのに、ま だ李明博政権は耳をふさぎ警察の暴力に依存している」とし「政府は即刻再協 議の他にはこれ以上いかなる解答もないことを告白しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-10 04:13:06 / Last modified on 2008-06-10 04:13:08 Copyright: Default

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