韓国:アムネスティ、「キャンドル人権」調査開始 | |
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国際アムネスティ、「キャンドル人権」調査開始アムネスティ特別調査官韓国派遣は今回が初めて
キム・サムグォン記者
quanny@jinbo.net / 2008年07月04日16時47分
米国産牛肉反対キャンドル集会に関して、国際アムネスティが調査官を急派す るなど、警察の暴力鎮圧など政府の強硬対応が国際問題に発展する兆しだ。 調査官「人権侵害主張と疑惑が次第に増えている」 キャンドル集会に関する国内の人権状況調査のため、7月4日に入国したアムネ スティ・インターナショナルのノーマ・カン・ムイコ(Norma Kang Muico)東ア ジア調査官は「この1か月半の韓国の状況に詳しく注目してきた」とし「韓国内 の集会での人権侵害主張と疑惑は次第に大きくなっており、これにロンドンの 国際事務局では韓国の状況について適切な調査が必要だと判断した」と今回の 調査の背景を説明した。 ムイコ調査官は、キャンドル集会に関する国内の人権状況について「さらに詳 しい話は2週間の調査が終われば、その時にする」と言葉を慎んだが、「韓国の 問題が深刻だと判断されなければ、初めから調査官の派遣は決定しなかっただ ろう」と憂慮を示した。 国際アムネスティ韓国支部も今回の調査に関連して「人権侵害の現場に緊急に 調査官を派遣するのは、重大な事案であることを示唆する」と明らかにした。 ムイコ調査官は連日続くキャンドル集会に関して「英国から韓国のデモを見て いた。全般的に平和に進められた集会だったと思う」とし「韓国は民主主義国 家であり、国民は自分たちの主張がどうか、自分たちの意志が表現できなけれ ばならず、その権利がある」と話した。 また彼女は「韓国政府は必ずこのような国民の権利を保証し、尊重する義務が ある」とも付け加えた。 アムネスティ・インターナショナル、ネパールなどの紛争地域で調査活動 ムイコ調査官はこの日からすぐ調査に着手し、2週間全般的な人権状況を調査し た後、その結果について記者会見をして報告する予定だ。彼女は調査に関して 「人権侵害を主張する市民だけでなく、政府官庁を訪問して関係者と会い、双 方の主張を聞いて状況を綿密に検討する」と話した。 160か国に約80の支部をおく国際アムネスティは、全世界で220万以上の会員を 持つ世界最大規模の国際人権団体だ。 国際アムネスティが一年に一二度実施される定期調査ではなく、特定の懸案を 調査するために調査官を韓国に派遣するのは今回が初めてだ。国際アムネスティ はこれまでスーダンのダルフール、ミャンマー、ネパールなどの紛争地域の人 権状況調査のために調査官を派遣している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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