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韓国:「キャンドル」が予告された市庁前、追慕祭出席の北派工作員が集結
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「キャンドル」が予告された市庁前、追慕祭出席の北派工作員が集結

特殊任務遂行者会「なぜ、わざわざ顕忠日にそんな集会をするのか」..キャンドル集会に支障

キム・サムグォン記者 quanny@jinbo.net / 2008年06月05日17時37分

ソウル市庁前広場で6月5日午後7時から開催予定の米国産牛肉全面輸入反対72時 間リレーキャンドル集会の進行に支障が出ている。北派工作員出身で構成され た大韓民国特殊任務遂行者会(特殊任務遂行者会)会員数千人が同じ場所で顕忠 日追慕祭行事(大韓民国特殊任務戦死者合同慰霊祭)を開くことにした。

この日の午後1時頃から市庁前に集まった特殊任務遂行者会会員40人ほどが、市 庁広場全体に角材を敷き殉職者7726人の位牌と太極旗を設置した。事実上ここ でのキャンドル集会開催は不可能になった。

特殊任務遂行者会「妨害のために場所を移したのではない」

特殊任務遂行者会の会員はここで顕忠日の明日(6日)まで追慕祭を進め、状況に より、追慕祭期間を延長することにした。特殊任務遂行者会側は今回の追慕祭 に少なくとも4千人以上が参加すると見通している。

一方、特殊任務遂行者会の関係者はチャムセサンとの電話通話で「いつまで追 慕祭をするかは確答できない」とし「少なくとも明日の午後までは市庁の前で 追慕祭を進め、その後も延びるかもしれない」と明らかにした。

特殊任務遂行者会は当初追慕祭行事の場所を京畿道板橋クムト里で開催するこ とにしていたが、緊急公示で場所を市庁前広場に変更した。これと関連して、 この関係者は「当初予定されたクムト里は場所も狭く、私たちの声を伝えるの に適していないと判断した」と話した。

それと共に彼は「私たちが何か妨害するためにわざわざ市庁に移動したのでは ないかという話があるが、それは全く違う」と付け加えた。

「誰がさらに市民意識があるのか見てみよう」

「72時間リレーキャンドル集会が開催されることを事前に知らなかったか」と いう質問にこの関係者は「それは、昨日かとのニュースで知った。その人も名 分があり、私たちにも名分があるのではないか」とし「なぜ、わざわざ護国英 霊を追慕する顕忠日にそんな集会をするのかわからない」と吐露した。

「場所が重なって、不便でないか」という質問には「私たちも広報になって良 い。妨害さえしなければ、われわれは私たちの追慕祭を進めれば良い」とし、 「誰が市民意識があるのか一度見てみよう」と答えた。

続いて彼は「(キャンドル集会参加者に)市民意識があれば、敬けんな追慕祭を 進めるのにそばで騒がないだろう」と付け加えた。

一方、狂牛病危険米国産牛肉全面輸入に反対する国民対策会議は万一の 衝突事態を避けるためにキャンドル集会の場所を市庁近隣の徳寿宮前大漢門 に緊急に変更した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-06 23:21:45 / Last modified on 2008-06-06 23:21:49 Copyright: Default

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