韓国:都心は今、20万キャンドルの海 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
都心は今、20万本の「キャンドルの海」[72時間キャンドル大行進6日21:00](4信)キャンドル集会終えて大統領府でデモ行進開始
特別取材チーム
quanny@jinbo.net / 2008年06月06日20時34分
8時30分頃にキャンドル集会を終えた市民が大統領府へとデモ行進を始めた。こ の日のキャンドル集会は、時間がたつほどに参加者が増え、現在は光化門一帯 に主催側推測で20万人余りの市民が集まっている。20万本のキャンドルが徳寿 宮の大漢門から光化門の李舜臣像の前までぎっしりとならび、夜を明かしてお り、壮観な光景を演出している。 「オ・チョンスを拘束処罰しろ」 これに先立ち、舞台に上がった人権監視弁護団は「BSE牛肉輸入反対憲法訴訟を 無事に終えた」として参加した市民に感謝の気持ちを伝え、市民は叫び声で応 えた。 一方、この日、弁護団は軍靴暴行されたイ・ナレ氏が送った手紙の紹介をした。 イ・ナレ氏は弁護団に送った手紙で「加害者1人が私を偶発的に暴行したという のは真実からは遠い。年齢の若い戦闘警察だけ、個人的に法的責任を問うのは 間違いだ」とし「組織的で暴力的な鎮圧を指揮した警察の幹部と政治家が本当 の加害者」と明らかにした。 またイ氏は手紙で「もし私を暴行した戦闘警察が自分の誤りを認め、反省する のなら彼を許す」とも話した。こうしたイ・ナレ氏の意思を伝えた弁護団は、 「警察の暴力鎮圧は、それを指揮した警察庁長官オ・チョンスが責任を取らな ければならない」と話し、集会参加者たちは「警察庁長官即刻解任、オ・チョ ンスを拘束処罰しろ」と叫んだ。 続いて歌手のアンチファン氏が舞台に上がり「広野で」、「人は花より美しい」 等を歌い、キャンドル集会の雰囲気はさらに熱くなった。 民主労働党の姜基甲議員が壇上に上がると、市民は「姜基甲」を連呼していっ せいに携帯電話のカメラで写真を撮り、カン議員の人気をうかがわせた。姜基 甲議員は「まだ米国産牛肉輸入衛生条件が告示されていない状態なので、国際 法的な効力はない」と強調し、全面再協議を再度要求した。 [3信]市庁広場、10万のキャンドルが「MB弾劾」を叫ぶ 72時間リレーキャンドル集会、二回目の集会がこの日の午後6時50分頃、ソウル 市庁近隣の徳寿宮大漢門前で始まった。この日のキャンドル集会には10万人の 人波が集まり、参加市民は時間が経つほど増えている。 この日の集会は、家族と共に参加した市民の自由発言で満たされた。子供とと もに舞台に上がったある女性は「小さな子供がいるので、これまで参加きなかっ たが、インターネットなどでいつも一緒だったし、今日は直接ここに出てきた」 と話した。 キャンドル集会に参加したのは今回で4回目というこの女性は「最初が『ミソン・ ヒョンスン装甲車事件』の時で、二回目は『盧武鉉弾劾反対』、三回目が米国 産牛肉全面輸入に反対するキャンドル集会だった」とし、「4回目はまさに李明 博の弾劾のためにきた」と語った。 この女性が子供と一緒に「李明博を弾劾しよう」と大きな声で話し、集会に参 加した市民も声をそろえてシュプレヒコールをあげた。 キャンドル集会に参加して警察に連行され、41時間55分間警察署に監禁された 市民も舞台に上がった。警察の「ナックル暴行」を暴露した張本人のシン・テ ソン氏は、しばらく家族が彼が失踪したと思って騒ぎになったと伝えた。それ と共に、彼は舞台に上がって「私は失踪していない」と自身が無事な事実を市 民の前で確認させ、一座の大きな拍手を受けた。 嶺南からきたというある市民は「たとえ江南に一坪の土地もなくても、李明博 が好きなコソヨン中嶺南人」とし、「李明博がソウルの人でなく、嶺南の人な のでソウルの方言がよくわからないようだ」と皮肉った。それと共に彼は強い 慶尚道なまりで「大統領府から市庁前まで一時間もかからない距離だ、おい出 てこい。勝負しようじゃないか」と冗談を言うと、市民は歓声をあげた。 一方、相変らずこの日、市庁前広場はやはり北派工作員慰霊祭に参加する大韓 民国特殊任務遂行者会の会員が占拠している。この日、市民の一部は大韓民国 特殊任務遂行者会の慰霊祭警備に立っている警官に「あそこのやつらが撤去班 員のようなやつら」と抗議していた。 一方、ダウムのカフェアゴラの会員など3千人ほどの市民は、市庁前集会に参加 せずにデモ行進を続け、6時30分頃、プンムン女子高前の安国洞交差点に到着し た。 しかし警察は彼らの大統領府方面進出を阻止するために安国洞交差点から光化 門方向の道路を戦闘警察バスで完全に遮断した。そのため市民は戦闘警察バス の前で「大統領府へ」等のシュプレヒコールをあげて2時間ほど座りこみをした 後、8時20分頃にまた市庁方向へとデモ行進を始めた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-06-07 18:32:26 / Last modified on 2008-06-07 18:32:28 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |