韓国:110人連行、デモ行進以後最大規模 | |
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110人連行、デモ行進以後最大規模[28日01:20]連行者には青少年も多数
チョン・ムンギョ、キム・サムグォン記者/
2008年05月27日20時19分
計111人の市民が警察に連行されたという。 この中には青少年も多数含まれている。 今回連行された人員は5月24日に初めてのデモが始まった後、最大規模だ。 そのためキャンドル文化祭への警察と政府の強硬対応に市民の怒りは さらに大きくなるものと見られる。 5月28日にはBSE対策会議で公式に主催されるキャンドル文化祭が 午後7時から清渓広場で進められる予定だ。 高校3年生二人連行 5月28日午前12時20分頃、警察に包囲されて市庁前広場に孤立していた市民が 自ら戦闘警察バスに上がった。市民たちは「李明博OUT」と書かれたプラカードを 頭の上に持って列になって戦闘警察バスに向かって歩いていった。 南大門警察署署長の3回の警告とミランダ原則告知をした直後だ。 ▲高校3年の学生二人が連行されている。 孤立していた市民のうち数人が 「怪我をしないように私たちが一名ずつバスに乗ろう」と話した。 すると警察は二列になって通路を作り、孤立していた市民はその間を通って自らバスに乗った。 警察の連行の過程で、市民たちは強力な抗議の声をあげた。 午前12時30分現在20数人が戦闘警察バスに乗り、30人ほどがバスに乗る順番を待っている。 一方では、さらに30人ほどの市民が戦闘警察にとり囲まれている。 市庁前広場、50人ほどが警察に囲まれて孤立 明洞から崇礼門の前を通り、市庁前に到着した500人の市民が戦闘警察によって 歩道に押し出された。戦闘警察は車道をデモ行進していた市民を頑として 歩道に押し出した。午後11時40分現在、戦闘警察に押し出されてプラザホテルの前で 孤立した市民は、「平和デモを保証しろ」と叫び、警察の暴力に抵抗している。 ▲南大門警察署署長が孤立した市民を連行すると警告放送をしている。 その後市民は警官に「清渓広場に行って整理する」と話した。 午後11時50分現在、デモ行進の隊列は市庁広場を通り、清渓広場へと行進している。 だが警察は、デモ行進を整理・解散するという市民の決定にもかかわらず 市庁前広場を取り囲み、強制的に市民を解散させようとしている。 現在50人ほどの市民が市庁前広場の中央で戦闘警察にとり囲まれて孤立している。 孤立した市民たちはキャンドルを灯して沈黙デモを続けている。 そのため帰宅した市民はまた足の向きを変え、戦闘警察の後から「暴力警察は退け」と 叫んで孤立した市民の解放を要求している。 ▲孤立した市民がキャンドルを持って沈黙デモをしている。 一方、デモ行進に参加した市民たちは、デモ行進の間中ずっとデモ行進の方向などの計画に ついて常に対話しながら民主的に決めた。 自発的な討論で決定した方向に、デモ行進隊列は移動をした。 ▲市民が「平和デモを保証しろ」と叫んで警察の前に立った。 また、市民のデモ行進は道を通る人からの積極的な歓待の中で行われた。 デモ行進の隊列と会った市民たちは「私たちも参加しよう」と言いながら デモ行進隊列に合流し、行進する市民が配るチラシも熱心に読んでいた。 [27日23:00]警察が明洞のあちこちを封鎖、市民の路上への進出を遮断 乙支路2街中央シネマの前で警察と市民が対峙している。 5千人ほどの市民が「民主市民は参加しよう」と叫びながらデモ行進を続けている。 警察は完全武装で中央シネマ前で、鍾路へと行く8車線を塞ぎ市民の進出を防いでいる。 この過程で警察と市民の間で若干の衝突があった。 午後11時現在、明洞CGV前に市民が集まっている。 警察は、市民が乙支路に出ることを防いでいる。 警察は明洞で乙支路、鍾路などに通じるすべての入口を封鎖した。 ▲「私たちの正当な叫びを」 [デモ行進中「ちょっと」インタビュー]制服を着てデモ行進に参加した高3学生 5千市民、デモ行進開始 午後9時15分頃、キャンドル文化祭を終えた市民は再び通りに出た。 午後9時30分現在、5千人の市民が明洞から市庁方向へと4車線道路を埋めて デモ行進を進めている。 市民は「民主市民参加しよう」、「連行者を釈放しろ」、「告示撤回!交渉無効」を叫んでいる。 休むことない『キャンドルの火』、再び通りに 5月27日もやはり清渓広場でキャンドル文化祭が始まった。 キャンドル文化祭を進めているBSE国民対策会議側は、 「今日が20回のキャンドル文化祭だが、 先週末、われわれはぶっ通しでキャンドルを持っていたので18回目が正しい」 とキャンドル文化祭の開始を知らせた。 キャンドル文化祭は7時30分頃から始まった。 キャンドル文化祭開始と共に舞台に上がった自由発言者は 「ダウム・アゴラで募金して必要な物品を買ってきた」と話した。 市民の自発的な募金で作られた物品は、 市民がデモ行進の時に警察の暴力が続いていることに備え、 水ティッシュ等で構成されている。市民たちは警察の暴力に自発的に備えている姿だ。 司会者が楽しい便りを伝えた。 全羅南道の議会議員が「米国産牛肉輸入長官告示強行の中断を要求する声明書を採択した」 というものだった。 全羅南道議会の議員一同は声明書で 「全羅南道議会では、長官告示を強行すれば、国民の生命権を守るために 可能なすべての方法を動員し、 米国産牛肉輸入反対および不買運動などに先頭に立つことを明言する」と明らかにした。 この知らせが伝えられると市民は歓声で応えた。 キャンドル文化祭に7回参加したというある市民は、 「李明博大統領は営利医療法人化と営利教育法人化を推進しようとしている。 こんなことでは学校養護室も民営化されそうだ」とし 李明博政権の民営化政策を批判した。 午後8時20分現在、キャンドル文化祭参加者らはますます増え、5千人を越えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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