韓米両国ナショナルセンターが「韓米FTA批准阻止」

民主労総の李錫行委員長が訪米、G8首脳会談時に共同闘争も

国会統一外交通商委員会(通商外交部通商委)が明日(2月13日)、韓米FTA批准同 意案を上程することを発表したが、これを防ぐための動きが続いている。

▲チャムセサン資料写真

国会の中では姜基甲民主労働党議員が今日(2月12日)未明から通商外交部通商委 の会議室を占拠してハンストをはじめ、国会の外では集会が準備されている。 韓米FTA阻止汎国民運動本部は11日午前に記者会見を開き「通商外交部通商委の 拙速批准上程に反対する」とし「約束した公聴会と聴聞会、国政調査を速かに 行え」と要求した。彼らは2月14日に国会前で集会を連続開催する計画だ。

民主労総の李錫行委員長は2月11日、米国に発った。民主労総は「韓米FTA交渉 開始が公式に宣言された後、米国の労働界と緊密な共同闘争を展開してきた」 とし「今後展開される議会での批准をめぐる局面でも、活発な共同闘争を組織 する」と訪米の理由を語った。

李錫行(イ・ソクヘン)委員長は訪米初日の11日、米国労総を訪ねてジョン・ス イニー米国労総産別会議委員長と会った。民主労総によればジョン・スイニー 委員長は、「韓米FTAは両国の労働者にとって害悪となる協定」とし、両国での 国会批准を阻止するために努力することに合意した。ジョン・スイニー委員長 は、「民主党の有力な大統領候補であるヒラリー・クリントンとバラク・オバ マ議員も韓米FTAに反対している」と述べたという。

また、両国のナショナルセンターは7月に日本の北海道で開かれる予定のG8首 脳会談の時に共同で韓米FTA阻止闘争を行うことに合意した。

李錫行(イ・ソクヘン)委員長は、14日の帰国前まで、米国の上院、下院議員と 労組の代表と会う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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