韓国:道路を占拠しなければこれ以上変わらない | |
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「道路を占拠しなければこれ以上変わらない」[現場] 25日、怒った民心、「牛肉輸入反対」から「李明博弾劾」へ
イ・ユノン記者
sisyphus@jinbo.net / 2008年05月25日20時47分
清渓広場でまる一日を過ごし、集会を続けている市民に加え、警察の暴力鎮圧 に怒った市民が続々と終結、5月25日「李明博弾劾」のロウソクの火が上がった。 例のない激しい市民の抵抗は、李明博政権そのものをひっくり返さなくてはい けないという絶望感と危機感に始まっている。米国産牛肉輸入問題で李明博 政権の政策全般に怒りが広がっているのだ。 「腹が立って耐えられなかった」「一睡もできなかった」怒りと連帯意識
午前8時40分頃、光化門から清渓広場に移動して集会を続けた300人の徹夜デモ 隊は、午後5時30分頃には1500人ほどに増えた。彼らが集会を続けているという 報せに接した市民が支持と連帯の意を送るために集まった。徹夜デモをした市 民と、新しく集会に結合した市民が入り乱れ、自由発言を続けた。ある中年の 夫婦はチョコパイと水、飲み物を買って回した。 光化門の徹夜デモにいた20代の女性は「道路を占拠した後、ロウソクの火を持っ て自由発言を続け、平和デモを続けているとき、突然盾を持って武装した戦闘 警察が押しかけた。散水車で水をかけ、デモ隊が右往左往する合間を利用して 鎮圧が始まった」と言った。その後「戦闘警察がデモ隊の一番前に立っていた 男子大学生二人を戦闘警察車に引き込んで、どれくらい殴られたのか、後でぼ ろぞうきんのようになって出てきた。若い男子学生がわあわあ泣きながら出て きた.......」と言って言葉をつぐことができなかった。 彼は「われわれは本当に初めてデモをした。最後までいた人々はすべて平凡な 大学生、会社員、主婦たちだった」とし「ところが本当に死にたくなくて、ス クラムを組み、道路を奪われるまいと全身で防いだ。道路を占拠せずキャンド ルデモをしているだけではこれ以上変わらないと思ったから」と涙声で話した。 それでも「もっと多くの人々が勇気を持って参加すれば世の中は変わるのでは ないか」と話した。 自由発言のほとんどは「腹が立って我慢できなかった」という言葉だった。あ る男性ネチズンは「インターネットの生中継を見ると戦闘警察が市民を盾で攻 撃していた。市民たちが『平和集会保証しろ』とシュプレヒコールをあげた。 それを見て、とても我慢できなかった」と話した。青少年団体10代連合所属の 女子学生は「警察が国民を見てののしって殴っていいのか」と声を高めた。 「一年中デモをしなければ」危機感
大学路マロニエ公園近隣で集会を開いた500人の市民も清渓広場に結合する頃に は千人に増えた。彼らは一つの場に集まり「李明博弾劾」シュプレヒコールを あげた。 警察に殴られる市民をインターネットで見た後「心配になって、一眠りもでき なかった」という30代の女性会社員は「周辺で『一年中デモをしなければ』と いう話が多い」と話した。彼女は「大統領は自分がしたいことだけしようとし て国民の意見を聞こうとしない。対国民談話で見られたのも間違っても責任を 取らないという態度で、何も変わらない」と付け加えた。 子供を抱いて集会に参加した30代の主婦イ・サンニム氏は「人がいてたいへん だが本当にやむなく出てきた。(大統領を)引き下ろしたい」と憤激した。イ・ サンニム氏は大統領弾劾の理由を「BSE(狂牛病)牛肉、公企業民営化、独島問題 などとても多い」と話した。続いて「李明博大統領が居座り続ければ、金がな ければ大変な世の中になるようだ。子供に譲る財産がないからデモでもしなけ ればならない」と笑ってみせた。
民心を無視する検察、「放水銃は使ったことない」と逃げ腰 一方、検察・警察は25日、ソウル中央地検のクク・ミンス2次長検事主宰でソウ ル地方警察庁・国家情報院・ソウル地方労働庁関係者の参加で対策会議を開き、 不法デモ者に関連法律で厳重に処罰する方針を決めた。 この日の明け方に光化門で連行された37人は現在5つの警察署に分散調査中だ。 ソウル警察庁のハン・ジニ長官は、「警察の解散命令を拒否して道路を占拠し、 連行過程で警察官に暴行することに加担した37人を現行犯で逮捕した」とし、 このうち不法行為の主導者に拘束令状申請の有無を決めると明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-05-30 07:14:53 / Last modified on 2008-05-30 07:14:54 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |