韓国:5月14日、大田・忠清はロウソクの火の海 | |
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5月14日、大田・忠清はロウソクの火の海大田・忠清地域のあちこちはロウソクの火と叫びで埋まる
メディア忠清
www.cmedia.or.kr / 2008年05月15日11時57分
15日に予定された農林部長官の輸入告知は延期になったが、これを防ごうとし ていたキャンドルの叫びは予定通り14日の夕方、忠清地域を覆った。 大田 14日の夕方、大田駅広場に続々と人々が集まってきた。教育庁の学生監視が最 高水位に上がったという知らせが聞こえたが、学生たちは相変らずロウソクを 持って広場を守り、ぱんぱんと批判を吐いた。広場の一角を埋めつくした市民 は「まだ正気に戻らない李明博政権」を激しく批判し、16日もこの場に集まろ うと決意した。 忠清南道 牙山 米国産牛肉輸入反対キャンドル文化祭が全国的に続いているが、忠清道でもキャ ンドルが灯った。14日夕方、忠南では天安と牙山そして瑞山、洪城などの市郡を 網羅して、キャンドル文化祭が進められた。 牙山のプンギ洞に暮す主婦の司会で始まったキャンドル文化祭は、今日は牙山 で二つ目だ。夕方の7時30分頃、温陽温泉駅広場に始まった米国産牛肉輸入反対 集会は、150人ほどを集めて夜9時まで進められた。今回のキャンドル文化祭も 市民の自由発言が多く、「BSE(狂牛病)」字の三行詩、映像上映、歌の学習など、 始終一貫和気あいあいとした雰囲気の中で文化祭が進められた。 ある市民は「私は平凡なおばさんだ。私たちの子の頭に穴があいてもじっとし ていられる両親がどこにいるか! これからこうしたことあれば積極的に出る」 と発言し、参加者から歓声を浴びた。 また労働活動家と自己紹介した労働者は、「BSE(狂牛病)問題からさらにFTAへ と問題提起を拡張させなければならない。状況を見れば、資本が率いようとす る方向がある。それは反労働者的で、反庶民的だ。問題意識を持ってこの闘争 を続けていかなければならない」と主張した。 唐津 午後8時頃、唐津新ターミナル前には250人余りの市民が集まり、米国産牛肉輸 入反対キャンドル文化祭を進めた。子供たちの手を握って家族ぐるみで参加し た市民から、学生、主婦など多様だった。現代製鉄労働組合のチョッキを着た 労働者も参加し、子供たちに風船を配って共にロウソクの火を点した。 ある主婦は、娘に不安な食べ物を食べさせなければならない心情と、両親とし て安全に子供を守ることも出来ない申し訳ない心を手紙で告白し、参加者の目 がしらを濡らした。 また自由発言で、市民たちは「国民のために犠牲になる政府が国民を欺いてい る」、「食べ物で遊んではいけない」と李明博政権を批判した。キャンドル文 化祭は夜10時まで続いた。 瑞山 14日午後8時、瑞山市庁前の噴水台で、BSE(狂牛病)危険米国産牛肉輸入反対瑞 山キャンドル文化祭が進められた。 10日に続き四回目のこの日のキャンドル文化祭は民主労総忠南西部地区協議会、 全教組、農民会、民主労働党瑞山市委員会と、市民、学生約100人が参加した。 この席に参加した瑞山市葛山教会のアン・インチョル牧師は「大統領が考えを 変えて、長官が告示を撤回しろ」と政府の米国産牛肉収入が間違いだと話した。 全教組のキム・ジョンヒョン瑞山支会長は「1テラバイト時代に2メガバイトの 人(訳注:2MBは李明博のニックネーム)が大統領をする」として李明博大統領の 誤った教育政策を風刺し、学生と市民に歓迎された。 この他にも映像上映、歌公演などの行事が続き、参加者は最後にソウル市庁清 渓広場のロウソクの火を見ながら、17日にもまた集まることを約束し、文化祭 を終えた。 天安 14日、天安では夕方8時から天安ターミナルに近いヤウリ・デパート前でキャン ドル文化祭が進められた。この日の集会には天安市民約250人が参加した。また 少しずつロウソクの火を持って文化祭に参加してきた人数も少なくないようだ。 文化祭の開始前に、市民団体の会員が今日キャンドル文化祭があることを知ら せる一方、BSE(狂牛病)牛肉問題の深刻性を知らせる市民宣伝戦を進めていた。 8時を過ぎてから集まり始めた人員は、文化祭の間に少しずつ数が増えた。この 日の文化祭は、文化団体会員の歌公演と共に市民の自由発言中心に進められた。 文化祭が開かれたヤウリ・デパート周辺ではBSE(狂牛病)牛肉反対署名戦が行わ れ、学生の文化祭参加に対する賛否を問う街頭投票も同時に進められた。 忠清北道 清州 警察がBSE(狂牛病)関連のキャンドル集会を不法と規定し、主催者を司法処理す ると発表したが、米国産牛肉輸入に反対する忠北地域市民と学生200人余りは 14日の午後7時、清州市のチョルダンガンに集まってキャンドル文化祭を開いた。 忠北狂牛病監視団主管で開かれたキャンドル文化祭について、参加者らは「政 府が自分の間違いを悔いるのではなく、国民を拘束して口をふさごうと弾圧し ている」とし「それでもわれわれは間違いを正すために集まった」と語った。 この日、チョルダンガンには米国産牛肉輸入を即刻中断しろという声が絶えな かった。 国民の健康のためにBSE(狂牛病)の危険がある米国産牛肉輸入を即刻中断するこ とを要求した。特にこの日のキャンドル文化祭に参加した市民、主婦、学生は、 BSE牛肉輸入反対で志を一つにした。 スゴク洞に住む父兄は「私は大丈夫だが子供たちの食べ物を脅かされることに 対して怒っている」とし「政府が目と耳を防いでも、このロウソクの火は消え ない」と主張した。彼らは「もっと多くの市民と主婦が参加して、BSE牛肉の危 険性を共に話し、李明博政権が進める政策を調べなければならない」と強調した。 またこの日、ソウルで開かれるキャンドル集会映像を見た参加者は、「われわ れは少ししか集まらなかったが今夜全国で集まったロウソクの火は数万、数十 万だ」として満足そうだった。(ク・ジェボ、パク・ビョンニュル、パク・イン ギ、パン・ヒョウン、チョン・ジェウン、チンロックヒ、チョン・ユンミ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
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