韓国:100次キャンドル集会、奇襲街頭デモ | |
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東大門運動場周辺で三回目の解散作戦[4信15日22:30]「色素が付いた奴を探せ」歩道上でも連行
特別取材チーム/ 2008年08月15日19時46分
ソウル中心部のあちこちでゲリラ式に100回目のキャンドル集会を展開している 市民たちと、これを追う警官の追撃戦が続いている。 鍾路2街で二回目の放水銃と解散作戦を受けたキャンドル市民たちは、乙支路、 退渓路を通り、東大門運動場駅付近まで進み、シュプレヒコールをあげながら 路上デモを続けた。戦闘警察は放水車とともに、移動する市民を追い続けた。 夜10時20分頃、戦闘警察は、東大門運動場付近でまた集会を開いていた市民を 再び襲った。戦闘警察が駆け付けたためほとんどの市民は歩道に上がったが、 東大門方向から駆け付けた警官たちはすでに歩道上の市民を取り囲み、でさら に内側に押した。
警察指揮官は終始「色素が付いたやつらを全部検挙しろ!」と、戦闘警察と私服 警官に指示し、逃げる市民を追った。戦闘警察は、市民を追って歩道にまで押 しかけ、東大門周辺の露天商たちが激しく警察に抗議した。ここでも青い色素 が体についた市民があちこちで捕まった。腕が折れ、服が破れた市民もいる。 一方、ドゥーダの反対側の新平和ショッピングタウン入口にある屋台でも、キ ム・ジョンチョル氏など進歩新党党員4人が屋台の中にまで入ってきた警察に連 行された。東大門一帯には一足遅く到着した放水車と戦闘警察、私服警官、婦 人警官が配置され、残る市民の連行を試みており、市民はまたばらばらに散った。 鍾路2街で2次鎮圧作戦、私服警官を投入
小公洞ロータリー道路でキャンドルデモを行い、警察の放水銃と強制解散作戦 で散った市民は、午後9時15分頃からまた鍾路2街に集まった。小公洞ロータリー に孤立させられ、警察に包囲された市民は、午後8時40分頃全員連行された。警 察側が発表したここでの連行者数は30人だ。 散った市民は明洞聖堂付近に集まり、鍾路2街、タプゴル公園に行こうと言いな がらまた街に出てきた。ある市民が鍾路2街交差点で横断歩道を渡りながら「こ こに立ち止まろう」と即席で提案、歩道にいた市民が大挙道路に降り立ち、車 両を止めた。約3千の市民が鍾路2街交差点に集まり、叫びを聞いた市民が合流 し続けた。 警察は仁寺洞入口側に戦闘警察バスを配置して、金剛製靴前に戦闘警察を立た せた。道路に出た市民に次第に近寄り、圧迫した警察は、午後9時35分頃、放水 車二台を動員して広範囲に青い色素放水銃を撃ちながら押しよせた。 鎮圧棒を持った戦闘警察は、市民に向かって飛びかかり、一部の市民を捕まえ て連行し、逃げる市民の後を追撃して歩道の市民まで連行しようとした。戦闘 警察の間間には携帯用色素噴射器を担いだ戦闘警察が混ざっている。彼らはあ ちこちを飛び回りながら市民を連行しようとしている。
今日動員された私服警官の逮捕部隊は、平服を着て戦闘警察と共に投入され、 連行に加担した。鍾路2街シネコアの前では服に青い色素水が付いた市民を連行 しようとする私服警官と市民の間で小競合が起きた。人権侵害監視団の活動家 は、服に青い水が付いた女性を連行しようとする私服警官に「令状があるのか、 何の根拠で連行するのかを言え」と抗議した。 私服警官は近くの店の中に入った市民まで追いかけて、体に青い水が付いてい ないかを見回しながら、あちこちで連行を試みているようすだ。私服警官が互 いに知らない私服警官が私服警官を連行しようとし、身分を確認して解放する というハプニングも眼についた。 鍾路2街交差点にいた市民は戦闘警察を避けて乙支路方向に走って行っている。 警察解散作戦、青い色素の放水銃
100回目のキャンドル集会を成功させるための市民の奇襲道路進出に、3万人に のぼる市民が集まった。鍾路方面から市民たちは小公洞ロータリーに合流し続 け、キャンドルと旗が小公洞ロータリーを埋めつくした。 乙支路1街方面に配置された警察は、大型スピーカー12個を載せたクレーンを動 員し、午後8時頃から警告放送を始めた。宣撫放送をしていた警察官は多少興奮 した声で「あなた方の不法行為で市民と警察とも苦しんでいる」とし「すぐに 不法集会を中断して解散しなさい」と警告した。鍾路方面に2台の放水車が配置 され、市庁広場への路地にも放水車と戦闘警察がぎっしりと道を防いだ。 市民は「オ・チョンスを拘束しろ」、「白骨団を解体しろ」、「公安弾圧を中 断しろ」、「国民が勝利した」といったシュプレヒコールをあげて対抗した。 狂牛病国民対策会議は100回目のキャンドル集会をむかえ「100回の間、キャン ドルは李明博政権の一方的なすべての政策に制約を加えた」とし「国民世論を 無視して誤った政策を一方的に押し通す政府がどうなるのか、はっきり見せる 期間だった」と評価した。 キャンドル集会に出てきた市民たちは「私たちがここに集まったのは、李明博 大統領と対話するための気持を表現している」とし「建国と光復を語る大統領 は、本当に国民を愛しているのかを聞きたい」と口をそろえた。
狂牛病国民対策会議は100次キャンドル文化祭の宣言文で「李明博政権は国民と の対話を無視し、警察を動員して国民の呼び掛けをつぶそうとした」とし「巨 大な暴力は、李明博政権自らの危機を示している」と述べた。また「これ以上、 残っているものはない、われわれは民主主義と健康権を守るキャンドルを消さ ない」と宣言した。 乙支路方面から3、4千人の警察兵力を動員し、放水車と警告放送で市民を圧迫 する警察に対抗し、アンチ李明博カフェ所属の「黒砂団」会員、「十代連合」 会員、「市民死守隊」などが先頭に立った。十代連合の会員は、自ら製作した 「キャンドル盾」を持ち出した。盾には「兄さん、今夜武装解除」という文句 が書かれていた。市民死守隊は「死なない程度に殴られます」と書かれた旗を 掲げた。 午後8時10分頃、警察の鎮圧作戦が始まった。鍾路方面から放水車を前に出して 押してきた警察は、青い色素が混ざった放水銃を発射しながら市民を解散させ た。道路に出ていた市民は盾を構えて駆け付ける戦闘警察を避け、歩道に上がっ たり地下道に降りるなど、ほとんどがその場から逃げたが、この過程で相当数 の連行者も発生した。 警察は市民の首をつかみ、護送車両に乗せ、残る数十人の市民を取り囲んでい る。午後8時30分現在、婦人警官が動員され、包囲された女性を連行しようとし ている。新世界デパート前の噴水の周辺は、解散作戦をした戦闘警察で埋めつ くされた。解散した市民は某所に集まり、2次奇襲デモを展開するものと見られる。 100次キャンドル集会、奇襲街頭デモ開始
キャンドル集会100回目を迎える今日、狂牛病国民対策会議主催の「李明博審判 民主主義守護100次キャンドル文化祭」が午後7時からソウル市庁広場で開かれ る予定だったが、警察の源泉封鎖によって市民の奇襲デモが行われている。警 察は100次キャンドル文化祭が開かれることになっている今日、ソウル市庁広場 周辺はもちろん、清渓広場も戦闘警察バスと戦闘警察を動員してキャンドル集 会の開催を源泉遮断した。 事前に連絡を受けた市民たちは、警察が源泉封鎖したソウル市庁付近を避けて 小公洞ロータリー前でキャンドル集会を始めた。あらかじめ韓国銀行の前と新 世界デパート周辺などに集まっていた市民は、午後7時10分頃あちこちで旗が上 げられて、叫び声をあげていっせいに道路に飛び込んだ。 キャンドル集会に参加するために集まった市民たちは「国民完全無視、民主主 義抹殺、もうやめてよ、大統領様」と書かれた横断幕を前に、「李明博は退 け」、「キャンドルが勝利する」、「集会の自由を保証しろ」といったシュプ レヒコールをあげ、他の市民をこちらに呼んでいる。
午後7時40分現在、1万人ほどの市民が小公洞ロータリーを埋めている。知らせ を聞いた市民が続々とここに集まっており、キャンドル集会の出席者数はとて も多くなりそうだ。 光復節をむかえ、今日の昼からあちこちで集会をした市民も、ここに合流した。 民主労総前の集会を終えた組合員2千人、光復63周年記念8.15民族統一大会に参 加した市民5千人、タプゴル公園と鐘閣などで柳寛順烈士フラッシュモブなどを したカフェ「ソウルドゥレソ」会員3百人などだ。 警察は、市民の奇襲的な道路進出に対し、戦闘警察バスと放水車を乙支路1街側 に配置している。市民は100回目のキャンドル集会を短く終えて、すぐデモ行進 に入ろうとしているが、警察がロータリー全方向を封鎖しており、衝突が予想 される。 http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&id=43967原文(チャムセサン) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-08-16 06:28:11 / Last modified on 2008-08-16 06:28:13 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |