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戦闘警察息子と向き合ったキャンドルお父さん

[2日キャンドル大行進]暴雨の中、2千キャンドルがソウル市庁広場に集まる

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年06月02日22時59分

暴雨の中でもキャンドルのデモ行進は止まらなかった。今日(6月2日)、ソウル 市庁広場には2千人の市民がレインコートを着て集まり、キャンドルを持った。 市民は「李明博は退け」、「連行者を釈放しろ」と叫び、キャンドル文化祭を した後、鍾路と明洞を通り、市庁へとデモ行進を進めた。

▲暴雨の中で2千のキャンドルがソウル市庁広場に集まった。

今日のキャンドルデモ行進は、民主労働党の姜基甲議員の「今日は雨も降って ひとまず長官告示官報掲載も延期になったので短く進め、明日もっと多く集ま ろう」という提案により短く平和に進められた。

今日のキャンドル文化祭には戦闘警察の息子を持つあるお父さんが出てきて自 由発言をした。

イ・ウン氏は5月31日の夜、孝子洞から大統領府で行く路地で戦闘警察と対峙し ていたとき、息子と会った。イ・ウン氏の息子は除隊まで4ケ月の戦闘警察だ。 もしやと思ってイ・ウン氏は対峙中の戦闘警察に所属部隊を尋ね、息子が属し ている部隊だと知った。そして頭を少しあげると、息子の目とイ・ウン氏の目 が会った。

イ・ウン氏はこれ以上そこにいられなかった。それでもその場から動けず、 別の場所に移動して戦いを続けた。

イ・ウン氏は自由発言で「なぜ私たちの息子がこんなに苦しい瞬間をむかえる のか」とし「李明博大統領ひとりのためにうちはとても大変だ」と話した。イ・ ウン氏は「こんな状況がこれ以上発生しないようにするために、李明博大統領 が正気になるしかない」とし「国民の大多数が反対する米国産牛肉輸入開放を すぐ中断しろ」と話した。

イ・ウン氏の息子は集会翌日の1日、電話をかけてきて「怪我をしませんでした か?大丈夫ですか?」と尋ねた。これにイ・ウン氏は「大丈夫だ」と答えなが ら「でも最後まで見届けるべきではないか」と答えた。これに息子は「体に気 をつけて下さい」という言葉を残した。

イ・ウン氏は最後に「李明博政権はただ国民の声を聞いてそのまま動けば良い」 と伝えた。

▲暴雨にも市民らはキャンドルデモ行進を続けていった。

一方、狂牛病国民対策会議は明日(6月3日)もキャンドル文化祭とデモ行進を続 ける計画だ。

▲大韓民国の民主主義は死んだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-06 11:48:23 / Last modified on 2008-06-06 11:48:24 Copyright: Default

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