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〈声明書〉韓国政府は移住労働者等の死の行列を立ち止らせろ!
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〈声明書〉韓国政府は移住労働者等の死の行列を立ち止らせろ!

韓国政府は移住労働者等の死の行列を立ち止らせろ!

移住労働者を死の崖ぶちに追いやる強制追放を即刻中断しろ!

未登録移住労働者の全面合法化を実施しろ!

連行された移住労働者を即刻釈放しろ!

韓国政府の反人権的、反労働者的強制追放に、移住労働者たちが死んでいこうとしている。 走る地下鉄に飛び込まざるを得なかったタルカ、 2mの高さのホイストに首をくくったネパールのビック、 青黒い日本海に情熱を傾けたカリトネンコ・アンドレイ、 そして11月25日、自身を拒否した工場で首をくくったプルホン。 この死の行列は、強力な取り締まり追放を数日前にして11月11日から城南で、 仁川で、金浦で、そして茫茫大海、日本海で続いている。われわれは知っている。 彼らの死が決して自殺ではなく、韓国政府の移住労働者に対する 強制追放によるものであり、そうして韓国政府により他殺されたものだということを。

移住労働者の生存権を抹殺して、彼らを死に追いやった韓国政府は、 彼らの無慈悲な取り締まり追放政策に対して反省して撤回するどころか、 一日に100人ずつ捕える強力な取り締まり追放実績を自慢している。 韓国政府は、相次ぐ移住労働者等の死にともなう批判的な社会的な世論と 中小事業場資本家等の反発をなだめるために、突然製造業に働く移住労働者取り締まりを 一時的に猶予すると発表した。しかし、去る17日以後、移住労働者は工場で働いていて 捕まり、昼休みに食堂で食事を取っていて捕まり、 政府の発表を信じて工場に行く道で捕まった。 彼らがいつもそうだったように、労働者、民衆を愚弄して 移住労働者にペテンをかけたのだ。

今、明洞聖堂では 〈強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化争奪のための座り込み闘争団〉 (以下明洞聖堂座り込み団)が移住労働者等の雇用と生活を根底から持って行く 強制追放政策の即刻撤回と未登録移住労働者の全面合法化を要求して、 12日間の野宿座り込みをしている。しかし、政府は11月17日から暴力的な 強制追放方針を頑強に固守してきたし、 結局、政府の反人権的な移住労働者強制追放政策中に移住労働者らが続々と死んでいる。

明洞聖堂座り込み団は、強制追放の暴力の中で生存権が根底から侵害され、 死という極端選択をせざるをえなかった移住労働者の死の前に、 韓国政府の自省を要求する。これに対し、韓国政府は強制追放政策を即刻中断して、 未登録移住労働者を全面合法化しろ! また、去る26日に暴力警察に連行されたビドゥ、ジャマル同志を含む 外国人保護所に拘禁されている移住労働者を即刻釈放しろ! 万一韓国政府がこれを受け入れなければ、われわれはいかなる決死闘争も 厭わないことを明確に明らかにするところだ。 韓国政府は私たちの要求を即刻受け入れろ!

強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化争奪のための座り込み/闘争団

2003/11/26

"原文":http://migrant.nodong.net/zb/zboard.php?id=statement&no=10?koa-trans


Created byStaff. Created on 2004-01-30 19:26:21 / Last modified on 2005-09-05 05:17:29 Copyright: Default

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