〈声明書〉ビドゥ、ジャマル強制追放、集会の侵奪を行なった法務部を糾弾する!
声明書
不法連行、不法追放を行なった法務部を糾弾する!
正当な集会侵奪したソウル出入国管理所所長は謝罪しろ!
強制追放を即刻中断して移住労働者全面合法化を実施しろ!
- 12月30日午前8時50分、ビドゥとジャマル同志は法務部の職員により強制追放された。
大韓民国の「正当な法を執行する機関」の法務部は、あらゆる法的手続きを無視して
脅迫と暴力を動員してビドゥとジャマル同志を追放した。
ビドゥとジャマル同志は、去る10月26日、全国非正規職労働者大会に参加して
集会をしていたところ、警察により標的連行されて、直ちに出入国管理所を経て
華城外国人保護所に拘禁された。初めての連行から移送される過程でも二人の
同志は服が破れ、数十名の暴力警察により暴行され、殺すという脅迫を受ける等の
深刻な人権侵害を受けた。これに対して二人の同志は保護所に拘禁されている間、
国家人権委への陳情、刑事訴訟などの法的闘争を行い、明洞聖堂座り込み団も
2同志を含む連行同志の釈放闘争を行った。
ビドゥ、ジャマル同志を60余日を越える間、あらゆる人権侵害の象徴である
外国人保護所に拘禁した法務部は、2同志の訴訟が進行中であるにもかかわらず、
あらゆる法的手続きを無視して外部との連絡を完全に遮断したまま、
結縛して強制的に追放した。また、眼下無人の法務部は、本人の署名もない
身分証を作るために2週前からバングラディッシュ大使館を訪ねて
「本人の確認がなくても早く身分証を発給しろ。そうしなければ今後、
バングラデシュの人々に不利益があるだろう」と脅迫し、あげくの果てに
バングラデシュ外務部に「今後バングラデシュ労働者を入れない」と脅迫して
本人の確認がない身分証を作らせた。これは、資本の弱肉強食の論理で
バングラデシュ政府に圧力を加えて移住労働者運動の最も先鋒に立っている同志を
強制的に追放することにより、労働者弾圧国家としての醜悪さを
国際的に見せた暴挙でない筈がない。
- 法務部の不法連行と不法強制追放に、闘う多くの移住労働者は憤怒した。
法務部は強制追放粉砕闘争の先鋒にいた同志を送還し、この闘争の力が弱まることを
狙ったが、むしろ闘争する労働者の憤怒はまもなく闘争の原動力になった。
これにおじけづいた出入国管理所調査1課課長は明洞聖堂座り込み団側に
「今日の集会に移住労働者が参加すれば全員連行する」と脅迫し、
実際に集会を終える頃、人間猟師の狂気じみた目つきの出入国管理所職員
50人あまりが狂ったように走り込んで、こん棒と手錠を振り回して
移住労働者を捕えるために血眼になり、暴力を行使した。この過程で、
多くの移住労働者と韓国労働者、学生達が負傷して、3名の学生が出入国職員により
不法に連行された。移住労働者が集会に参加したことに憤怒して狂ったように
走り込む出入国管理所職員等の態度に、われわれは彼らがこれまで行なってきた
人間狩の本質を見ることができた。われわれは、彼らがこれまで捕らえた
数千、数万の移住労働者に行なった非人間的で反人権的な策略に、
いま一度憤怒を禁じえない。
- これに対し、
強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化のための明洞聖檀座り込み闘争団
は、ビドゥ、ジャマル同志を強制追放して、移住労働運動を弾圧するために
法務部が行った不法な行為に対して決して座視しないだろう。
この懸案を国内、国際的に暴露し、移住労働者の憤怒を集めて一層大きな闘争で
答えるはずだ。また12月31日、出入国管理所職員による集会侵奪及び暴力行為に対する
責任を負って、出入国管理所所長は謝罪して法務部は移住労働者を死に追いやっている
取り締まり追放を即刻中断することを要求する。
われわれは、法務部とソウル出入国管理所に厳重に警告する。
法務部と出入国管理所が私たちの要求を受け入れずに、今と同じ行動を繰り返すなら、
これ以上退く所がない移住労働者の強固な闘争で必ず懲戒の返答をするはずだ。
- 12.31
強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化争奪のための座り込み闘争中
http://migrant.nodong.net/zb/zboard.php?id=statement&no=11
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Created on 2004-01-30 19:18:08 / Last modified on 2005-09-05 05:17:29 Copyright:
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