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[民主労総声明]連行された移住労働者を即刻釈放せよ!
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[民主労総声明]連行された移住労働者を即刻釈放せよ!

〈民主労総声明書〉

シャマル・タパをはじめとする連行された移住労働者を即刻釈放せよ! 移住労働者を死の瀬戸際に追いやる強制追放を即刻中断せよ! 未登録移住労働者の全面合法化を実施せよ!

強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化のための明洞聖堂籠城闘争団共同代表である シャマル・タパ氏が2月15日(日)12時40分頃、恵化洞聖堂でフィリピン移住労働者を対象に 宣伝戦と署名運動を準備していたところ、 出入国管理所の職員により強制連行され、麗水保護所に移送された。

政府は、2月末まで取り締まり追放をしないという自らの約束を完全に破り、 民主労総の明洞聖堂移住労働者籠城団の代表であるシャマル・タパ氏を強制連行した。 さらに、法務部長官が2月14日、民主労総委員長と会った席で 移住労働者問題の解決にむけて民主労総と議論すると言っていたため、 私たちの背信感は一層大きい。

韓国経済復興のために移住労働者を奴隷のように使い、 彼らが直面する未払い賃金問題や産業災害問題などに対して いかなる解決も無く、無計画に韓国政府の方針だから出て行けというのは、 他のOECD会員国では見られない低質な行為だ。

移住労働者と民主労総、移住労働者団体は、 政府がこれまで韓国経済の底辺で汗を流して働いてきた移住労働者の雇用と暮しを 根こそぎにする強制追放政策の廃棄と、彼ら未登録移住労働者の全面合法化を 要求してきた。しかし政府は、移住労働者の強制追放方針を頑強に固守し、 結局、政府の移住労働者強制追放政策の中で八人の移住労働者が昨年命を絶ち、 2名が強制追放後、故国で弾圧を受けているという現実は、 韓国政府の反人権的政策を如実に見せる。

政府は出入国管理所が強制連行したシャマル・タパ氏をはじめとする 移住労働者を即刻釈放して、これ以上移住労働者をうさぎ狩り式で捕えるような 策略を止めることを要求する。また、あらゆる未登録移住労働者を赦免して合法化し、 事業場の移動が自由な制度の改善に即刻乗り出すことを要求する。 このような要求が受け入れられなければ、民主労総は移住労働者と一緒に いかなる闘争も厭わないことを明確に明らかにする。

2004年2月16日

全国民主労働組合総連盟

"原文":http://cham3.jinbo.net/maybbs/view.php?db=kctuinfo2&code=press&n=2778&page=182&Maykctuinfo2press=6293793c419b7b131f83c33d94bc8bed


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