[声明2]明洞聖堂移住籠城団代表サマル・タパ電撃強制出国糾弾
声明書
明洞聖堂移住籠城団代表サマル・タパ電撃強制出国糾弾
民主労総との約束を破棄...労政対話基調を再検討する
- 政府は今日(4月1日)、外国人保護所に収監していた明洞聖堂籠城団代表のネパール労働者、
サマル・タパ平等労組移住支部長を電撃的に強制出国させた。
民主労総は、このような措置を反人権的、反労働者的な蛮行と規定して強く糾弾する。
- 特に、3月23日、民主労総委員長と国務総理との面談時に
「問題解決のための真摯な対話」をすると約束しており、
これに伴って3月30日には法務部出入国管理局長と総理室、労働部と民主労総が
実務協議を行い、保護の一時解除などを検討すると約束した直後に発生した
このような電撃的な出国措置に対して、民主労総は憤怒を禁じえない。
強制出国の一日前である3月31日にも、法務部で保護一時解除問題を
検討するために民主労総に関連資料を要請してきた。また
これに加え賃金未払い関連の民事訴訟関連資料を法務部に提出した。
民主労総はこのような法務部と政府の民主労総欺瞞行為をとうてい黙過できない。
- 法務部はさる2月14日、移住労働者問題などを協議した民主労総委員長と
法務部長官との面談があった直後の翌日の2月15日サマル・タパを拉致するように
強制連行した。移住労働者関連の問題だけではない。
民主労総と大統領との面談時に約束した現代重工業社内下請け
パクイルス労働者焚身自決事件に対する政府と民主労総の共同調査も、
結局は現代重工業を除いた他の造船業者に対する調査でごまかしている。
われわれは、すべての問題を対話で解決しようと積極的に努力してきた。
しかし対話は約束履行と信頼の基礎がなければ何も意味がない。
民主労総は、サマル・タパの強制出国に接し、
政府との対話基調を根本的に再検討するだろう。
これに対するあらゆる責任は、約束を破棄して民主労総を欺瞞した
政府にあることを明らかにする。
- サマル・タパ代表は昨年、政府の移住労働者強制追放政策撤回と
移住労働者全面合法化を要求して、昨年11月15日から現在まで進められている
移住労働者等の明洞聖堂籠城を率いてきた。
この過程で、さる2月15日、出入国管理所職員によって強制連行され、
出国前まで麗水外国人保護所に収監されていた。収監中、
連行移住労働者釈放と強制追放中断、全面合法化を要求して、
他の移住労働者と共に31日間のハンストを展開した。
最近になって未登録移住労働者("不法滞留者")は一層急増し、
政府統計だけでも15万人に達している。政府の政策の失敗が現実として表れているのだ。
しかし政府はひたすら取り締まり追放を叫ぶだけで、
強制追放を中断して制度を合理的に改善することに対しては目と耳を塞いでいる。
その結果は、移住政策の惨めな失敗として返ってくるだろう。
移住労働者政策に対する根本的な修正がなければ、
民主労総は移住労働者と連帯して移住労働者の労働権保障と
合理的な移住政策争奪のために全力を尽くして闘争するだろう。
- 4.1
全国民主労働組合総連盟
"原文":http://cham3.jinbo.net/maybbs/view.php?db=kctuinfo2&code=press&n=2831&page=185&Maykctuinfo2press=c0d2f02c4dde1c2824ccc752de97ed3e
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Created on 2004-04-02 03:18:37 / Last modified on 2005-09-05 05:17:38 Copyright:
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