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韓国:全教組、2月4日に指導部決選投票「単独選挙」
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全教組、2月4日に指導部決選投票「単独選挙」

記号3番候補組が辞任...ピョン・ソンホ-パク・オクチュ候補への賛否投票

ユン・ジヨン記者 2015.01.30 12:20

全国教職員労働組合(全教組)は2月に委員長-首席副委員長選挙決選投票を行う。 本戦投票で2位を得票した記号3番の候補者が辞任を決めたことで、 1位を得票した候補組のピョン・ソンホ(委員長)-パク・オクチュ(首席副委員長)候補をめぐって賛否投票が行われる予定だ。

全教組中央選挙管理委員会は1月29日、 2月4日から11日まで、全教組委員長-首席副委員長選挙決選投票を実施すると明らかにした。

昨年末に行われた全教組指導部選挙で記号1番のピョン・ソンホ-パク・オクチュ候補組が合計50.23%を得票して最終当選が決定した。 だが雇用労働部が1月16日に全教組指導部の当選は認められないとし、 労組が提出した代表者変更申告を返戻したことで、議論がふくらんだ。 全教組が851票の無効票を除く有効投票数(4万1760票)で得票率を計算したのは労組法と大法院(最高裁)の判例に反するという理由だ。

だが全教組は今まで独自の規定により、無効票を除く有効投票数で得票率を計算してきたため、 政府がまた全教組の中傷をしているのではないかという批判が出た。 全教組は労働部の今回の措置を労組弾圧と規定しつつ、 闘争前の時期的な条件と労組法解釈上の論争の余地などを考慮して決選投票を行うことを決定した。

決選投票は本戦投票当時1、2位の得票率を記録した2チームの候補組をめぐって行われることになるが、2位になった記号3番チャ・ジェウォン(委員長)-キム・ミヒョン(首席副委員長)候補組が辞任を決めたため、単独選挙の形態で行われる予定だ。 全教組が労働部の措置を「労働弾圧」と規定し、昨年の選挙に立候補した3チームの候補組が選挙結果に承服しており、 労組内部でもピョン・ソンホ執行部の正統性を再確認する線で決選投票が進められるものと予想されていた。

中央選管委は記号3番候補組の辞任の事実を公告し、 ピョン・ソンホ-パク・オクチュ候補組の賛否投票を進める予定だと明らかにした。 賛否投票は総投票者の過半出席に過半賛成で当選者が決定する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-01-31 10:14:02 / Last modified on 2015-01-31 10:14:03 Copyright: Default

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