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韓国:教科書国定化阻止「教師時局宣言」へ
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教科書国定化阻止「教師時局宣言」へ

全教組、告示を強行すれば「年休を含む総力闘争をする」

カン・ソンナン記者 2015.10.20 20:17

全教組が韓国史教科書国定化阻止のために、 教師時局宣言、青瓦台意見書提出などを含む総力闘争を宣言した。

全教組は10月20日午後2時、 韓国史教科書国定化阻止座り込みが行われている清渓広場にあるソウルのファイナンス・センターの前で記者会見を行って、 10月19日の非常中央執行委員会で決議した韓国史教科書国定化阻止闘争を宣言した。

冒頭発言をした全教組のピョン・ソンホ委員長は 「小さなキャンドルから始まった韓国史教科書国定化反対の動きが野火のように広がっている状況で、 政府がこのような国民の声を無視してこの政策を強行すれば、 全教組は教師時局宣言、大規模民願提出などの総力闘争に立ち上がらなければならない」とし 「全教組は国定化された韓国史教科書が学校現場に入って来られないよう、 あらゆる手段をつくして闘争する」と強調した。

▲全教組は20日韓国史教科書国定化阻止緊急記者会見を行った。[出処:教育希望チェ・デヒョン記者]

全教組は10月23日の午後3時には、組合員がソウル市鍾路区の普信閣の前に集まって全員で青瓦台に意見書を提出する闘争をする。 10月28日まで韓国史教科書国定化反対教師時局宣言参加者を募集し、 29日に記者会見で発表するという計画も出した。 今回の時局宣言には参加者の所属学校も公開する。

10月24日前後に全国で同時多発的に韓国史教科書国定化阻止のための汎国民キャンドル文化祭を開く。 ソウルでは毎日キャンドル文化祭が開かれているソウルのファイナンス・センターの前で開かれる。 31日には市民社会団体と共に韓国史教科書国定化阻止のための大規模汎国民大会が予定されている。

組合員たちは、 ▲学校前に横断幕を付ける、 ▲国民署名(http://bit.ly/1MrukZA)、 ▲行政予告に対する意見書提出、 ▲学生との対話・共同授業、 ▲地域拠点および学校前のプラカードデモ、 ▲支会-分会別広告闘争、 ▲教師、学生、保護者に知らせ行動する(SNS認証ショット)などの実践活動を続け.。

全教組のパク・オクチュ首席副委員長は記者会見文で 「政権は自ら招いた韓国史教科書国定化の議論を左右理念対立問題にしようと努めているが、 この懸案は本質的に親日独裁勢力の挑発と、これに反対する民主陣営の抵抗という構図を持っている」とし 「市民社会の一部と教育界の内部では、全教組に国定化阻止のための格別の役割を要求しており、 全教組は歴史が付与した任務に最善を尽くす」と明らかにした。

加えて「11月5日に政府が韓国史教科書国定化告示を強行すれば、 全教組はこれを白紙化するために年次休暇闘争を含む総力闘争を展開する」と警告した。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-21 06:32:06 / Last modified on 2015-10-21 06:32:07 Copyright: Default

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