韓国:全教組教師3人の拘束令状すべて棄却 | |
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全教組教師3人の拘束令状すべて棄却、検警の弾圧捜査が問題に「検察、令状請求核心の『逃走、証拠隠滅』憂慮言及できず...全教組弾圧用」
ユン・ジヨン記者 2014.09.04 09:53
裁判所が全教組委員長など教師3人に対する事前逮捕令状をすべて棄却した。 逃走や証拠隠滅の憂慮がないと判断したためだ。 拘束令状がすべて棄却されたため、警察と検察が全教組弾圧用に無理に拘束令状を請求したという批判が上がっている。 ソウル中央地法は9月3日、 全教組早退闘争と教師時局宣言などを主導したという理由で拘束令状が請求された全教組の キム・ジョンフン委員長とイ・ヨンジュ首席副委員長、イ・ミンスク教師に対する令状実質審査を行った。 ソウル中央地法のユン・ガンヨル令状専門担当部長判事は被疑者に対する拘束前審問で 「現在までの捜査の進行の経過と被疑者の住居および職業関係などから見て、 逃走したり証拠を隠滅する恐れがあるとは見にくい」とし、 彼ら3人に対する令状をすべて棄却した。 裁判所が令状をすべて棄却したことで、警察と検察の無理な令状請求が問題になっている。 先立って警察は、青瓦台ホームページの自由掲示板に教師宣言文を掲示したイ・ミンスク教師と、 時局宣言、早退闘争などを行った全教組委員長と首席副委員長に対し 「犯罪の重大さ」と「再犯の慮れ」、「証拠隠滅」、「逃走の可能性」を理由に事前逮捕令状を申請し、検察は裁判所に令状を請求した。 全教組のハ・ビョンス報道担当者は 「そもそも警察と検察の無理な令状請求だったために、裁判所が常識的な判断をした」とし 「令状請求の要件が全く備わっていない。 検察側も昨日の弁論で令状請求の核心要件である逃走や証拠隠滅の慮れに関する話はほとんどできなかった。 再犯の可能性があるので社会に警鐘を鳴らすべきだという、とんでもない主張ばかり続けた」と批判した。 続いて「このような検察と警察の無理な令状請求は、 単に検察だけの意志ではなく、 全教組弾圧と無力化など政治的な判断による上層部の指示があったと思う」と強調した。 全教組指導部に対する検察の無理な令状請求は今回が初めてではない。 検察は昨年12月の警察の民主労総強制侵奪の時も、 これに抵抗したキム・ジョンフン委員長に拘束令状を請求したが、 裁判所はこれを棄却したことがある。 なお全教組は9月3日午前、 令状実質審査の前に記者会見を行い 「朴槿恵(パク・クネ)政権がこれほど執拗に全教組の教師を困らせる理由は、 全教組無力化であり、さらには政権が好きなように教育を掌握する試みであることを知っている」とし 「われわれは良心が勝利した歴史を再確認し、 政権の不道徳な労組弾圧と教育掌握試みに最後まで対抗する」と明らかにした。 全教組は9月13日にもセウォル号真相究明と責任者処罰を要求する 全国教師大会を開催する予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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