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曺ヒヨン教育監、一部有罪、大法院に上告

11日に上告の意思を表明... 「宣告猶予まで上告した検察に対応」

チェ・デヒョン記者 2015.09.16 11:45

曺(チョ)ヒヨン ソウル市教育監が 相手候補の疑惑釈明の要求に関する控訴審の判決の一部に対し、 大法院に上告した。

9月15日、ソウル市教育庁によれば、 ヒヨン教育監は9月11日、 大法院に上告する意思を明らかにした。 曺教育監が上告した部分は、控訴審で裁判所が2次公表を有罪と見て罰金250万ウォンの宣告猶予をした内容だ。

ソウル高等法院第6刑事部は9月4日、 相手候補の疑惑釈明の要求に関する曺教育監の控訴審で、 1次公表の初めての記者会見とは別に、 高承徳(コ・スンドク)候補の公開書簡に対する返信とラジオのインタビューなどで追加の疑惑を提起した2次公表については「有罪」とした。 「高候補が米国永住権があると言っていたという事実を追加で公表したが、 多くの情報提供を受けられず、これを裏付ける資料もなかった」という理由で虚偽の事実を公表したものと判断した。

しかし裁判所は永住権保有の事実を断定的に公表しなかった点、 間接的かつ迂回的に暗示した点などを考慮し、 罰金250万ウォンの宣告を延期した。

ソウル市教育庁の関係者は 「検察が無罪はもちろん、 宣告猶予まで上告した状況で、対応が必要だと見た弁護団の判断を受け入れ、 最終的に上告を決定した」とし 「控訴審判決を謙虚に受け入れるが、 有罪の部分は無罪だという点を明らかにする。 上告理由書は近い将来、提出する予定」と明らかにした。

検察は9月7日、控訴審判決に対し「技巧的判決」、 「国民参加裁判を形骸化した」などと指摘し、 大法院に上告した。 検察は、予想と違い無罪の部分と宣告猶予の部分の両方を対象として上告した。

ヒヨン教育監と教育自治守り汎市民共同対策委員会は、 この日に出した声明書で、曺教育監の上告について 「選挙の時の行為は憲法的な観点から正当に認められるべきであり、 表現の言論の自由が保障される政治先進国へ行くために大法院の判断が必要だという悩み」とし 「ソウル教育の安全性を守り、教育自治が続けられる賢明な判断をしてくださるよう懇々と訴える」と大法院に伝えた。

宣告猶予の部分まで上告した検察に対しては、 「当初から検察の無理な政治的な起訴に始まったという事実を一部無罪の趣旨の判決文で確認できる」とし 「今からでも上告を取り下げ、 政治検察という非難を抜け出し、名誉を回復してほしい」とした。

曺教育監と検察の双方とも大法院に上告したことで、また激しい法理攻防が展開されそうだ。 大法院の判決は公職選挙法により、12月中に出されるものと見られる。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-18 03:00:36 / Last modified on 2015-09-18 03:00:36 Copyright: Default

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