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「自私校反対」ソウル教育団体、教育庁で座り込み

「曺ヒヨン教育監、顔色を伺わず『自私校廃止』の公約履行を...」

イ・チャンヨル記者 2014.08.21 10:48

▲ソウル地域教育市民団体が19日午後曺ヒヨン教育監に「自私校廃止に対する確固たる意志を明らかにしろ」としてソウル教育庁11階で座り込みを始めた。(c)イ・チャンヨル[出処:教育希望]

ソウル教育市民団体が自律型私立高(自私校)の再指定取り消しを要求し、 ソウル教育庁の11階で座り込みを始めた。

「特権学校廃止・一般学校生かす共同対策委員会(特権学校共対委)」は8月20日、 ソウル教育庁で記者会見を行って 「曺(チョ)ヒヨン教育監は自私校廃止と一般高校全盛時代公約を履行しろ」と要求した。

彼らは8月19日午後、曺ヒヨン教育監と面談したが、 自私校廃止に対する曺教育監の意志が不足だと判断し、 無期限の座り込みに入ると明らかにした。

特権学校共対委は真の教育学父母会ソウル支部と平等教育実現ソウル学父母会、 全教組ソウル支部など20余りの教育市民団体で構成されている。

彼らはこの日 「ソウル教育庁は釈然としない理由で自私校再指定評価の適用を1年延期しただけでなく、 公教育影響評価指標適用も事実上放棄した」とし 「文龍鱗(ムン・ヨンニン)教育監在任時の5~6月に行われた評価で点数を水増しし、 内部満足度調査を操作した情況があらわれたのに、教育庁が手をこまねいている」と指摘した。

また「曺ヒヨン教育監は右往左往せず、公約のとおりに一般高校全盛時代のために自私校を廃止しろ」とし 「曺教育監が公約を誠実に履行しなければソウル市民が支持と声援を送らない」と警告した。

特権学校共対委は自私校廃止公約の履行と共に、 自私校の「甘やかし評価」の疑惑に対する真相究明と責任者処罰、 公教育影響評価中心の自私校再評価、学生選抜権廃止なども要求した。

特に彼らは江東区の自私校B高校と鍾路区のD高に対して総合監査を実施しろと要求した。 学生が寄宿舎生活をするB高では最近、性暴行事件が起きて社会的な問題になった。 またD高は最近、自私校廃止反対集会に参加した保護者の子供に点数を上乗せし「成績操作」の議論を呼んだ。

チョ・ナムギュ全教組ソウル支部長は 「曺ヒヨン教育監が自私校を全面的に取り消すという確固たる意志を明らかにするまで、 座り込みを続ける」と明らかにした。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-22 00:51:34 / Last modified on 2014-08-22 00:51:34 Copyright: Default

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