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韓国:教育部、秘密TF「バレた」。現場資料も「嘘」
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教育部、秘密TF「バレた」。現場資料も「嘘」

[現場の再構成] 25日午後8時03分、彼らは訪問者の身元を知っていた

ユン・グニョク記者 2015.10.29 11:37

教育部が国定化秘密タスクフォース(TF)の事務室が「バレた」当日の状況について 10月29日12時に「夜間」釈明資料を出した。 だがこの内容について、当時現場にいた記者や国会補佐陣らは 「すぐわかる嘘」だと指摘した。

集まった人々誰なのか分からずに恐怖を感じた?

▲25日夜8時3分、野党議員が扉をあけるよう要求している。[出処:教育希望ユン・グニョク記者]

教育部は10月28日午後10時36分に出した釈明資料で 「身元が分からない多数の人々が突然押しかけ、出入り口と窓から事務室に入ろうと試みた」と当時の状況を説明した。 それと共に「身元がわからない人々が日曜の夜に20人以上が集まり、強制的に事務室中に入ってこようとし、 カメラを向けられて深刻な威嚇感と恐怖を感じた」と説明した。

また教育部は「新政治民主連合は窓を破ったり侵入しようとする試みそのものがなかったと説明したが、 実際には身元が分からない多数の人々の強い侵入の試みがあった」と繰り返し強調した。

最後に教育部は「こうした事実関係のため、 過度な推測性の報道は自制していただきたい」と要求した。

教育部主張の概略は、 △身元が分からない人が20人集まったこと、 △彼らが窓などから強い侵入の試みをしたということだ。

だが当時、現場にいた記者と国会補佐陣は、 これら「2種類の主張はすべて嘘」だと断言した。 記者も当時、秘密事務室が明らかになった初期に現場にいた。

10月25日、国会教育文化体育観光委(教育委)所属の野党議員らがソウル市恵化洞にある国立国際教育院に作った秘密タスクフォースの事務室玄関の扉の前に立ったのは午後8時3分だ。 スーツで正装した金太年(キム・テニョン)、都鍾煥(ト・ジョンファン)、柳基洪(ユ・ギホン)議員(以上新政治民主連合)と鄭(チョン)ジヌ議員(正義党)の4人だった。

玄関のガラス扉から1m前に並んで立った4人の議員のうち、 柳基洪議員が先に口を開いた。 タスクフォースの事務室にいた職員にも聞こえるように大きな声で話した。

「われわれは国会教育常任委の国会議員です。 ここに教育部の職員がいることを皆知って来ました。 仕事をしているというのできました。」

1階の室内右側の建物管理室から、体格の良い男性職員が玄関内側のガラス扉前に歩いて出た。 彼は何も話さず国会議員を見つめるだけだった。

野党議員らは「さあ、ドアを開きます。 外国人奨学生寄宿舎が国家保安施設ですか」とし、この職員を説得した。 だがこの職員は特に何も言わず、背を向けて1階の秘密タスクフォース事務室側に急いで歩いていった。

このように、当時、タスクフォース事務室にいた3〜5人と推定される教育部の職員は、 訪問者たちが国会議員と記者である事実を初期の段階から知っていた。 実際に教育部の職員はこの日の午後8時20分から警察に9回の通報電話をかけ 「国会議員と記者がきた」と話している。 教育部の釈明資料に書かれている「身元が分からない人々が集まった」という話は事実と違っている。

この日の午後8時10分頃、議員は玄関の扉を揺さぶりながら 「オ・ソッカン局長さん、キム・グァンボク基調室長さん、はやく扉を開いてください」と促した。 だがこれからまた20余分後にタスクフォース事務室の灯りが消えた。

この様子を10余人の記者がそのまま見ていた。 カメラマンの一部は閉まっていない1、2個の窓を開いて事務室の様子を撮影した。

だがこの過程で事務室に入ろうとする試みはなかったというのが現場にいた記者の説明だ。 ある記者は「窓が閉じられておらず、望遠レンズで外から撮影しようとしただけで、 中に入ろうとする試みはなかった」と話した。

「窓から強く侵入を試みた」という教育部の釈明資料の内容も、 事実と違っているわけだ。

同じ頃のこの日の午後8時20分から、 タスクフォース事務室にいた教育部の職員が警察署に切迫したような申告電話をかけた事実が28日にわかった。 彼らは午後10時30分まで合計9回の電話で 「ここが明らかになると大変なことになります。 教育部の作業室なんです」とし 「窓を破って入ってこようとしているのです。 これ(警察)を動員しなければ後で問責されます」と話した。

翌日、タスクフォース事務室の周辺では、シュレッダーで文書を細かく粉砕したゴミの山が発見された。 教育部は正当な歴史教育支援チームの業務を行っていたと釈明した。 だが扉を閉ざしたまま警察を呼んだ後、国民に知られたくない秘密文書を破棄する「徹夜」の業務が行われていたわけだ。

「わかると大変なことになります」。教育部はなぜすぐバレる嘘をついたのか?

先立ってこの日の午後7時20分頃、タスクフォース団長のオ・ソッカン忠北大事務局長など3人は、 青瓦台での会議を終えて事務室に復帰した状態だった。 同じ時刻に21人の職員のうち相当数は夕食を取るために外出していて、 当時の状況を見ることができなかった。

現場にいた野党議員室の関係者は 「『ここがわかると大変なことになる』という内容を含む警察申告の録音記録が公開され、 窮地に追い込まれた教育部がまたすぐばれる嘘をついた」と話した。

これについて、教育部の釈明を聞くために報道資料を出した歴史教育支援チームの関係者に電話をかけたが、 電話に出なかった。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-11-07 01:45:35 / Last modified on 2015-11-07 01:45:35 Copyright: Default

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