韓国:カク・ノヒョン実刑確定、教育監職を喪失 | |
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カク・ノヒョン実刑確定、教育監職を喪失新教育監選挙、12月の大統領選挙と同時に...イ・スホ前民主労総委員長など嘱望
ソン・ジフン記者 2012.09.27 11:33
ソウル市のカク・ノヒョン教育監の実刑が確定した。9月27日午前、大法院2部 (主審イ・サンフン最高裁判事)は、前の教育監選挙での候補者事後買収の容疑 で2審で懲役1年を宣告されたカク・ノヒョン教育監に対し、原審を確定宣告した。 クァク教育監は実刑が確定したことで教育監職から退き、約8ケ月服役すること になった。 クァク教育監は、2010年の教育監選挙でソウル教育大のパク・ミョンギ教授に 候補辞任に対する返礼として2億ウォンを渡した容疑で起訴され、2審で懲役1年 を宣告された。クァク教育監は『事後買収』は法理的に穏当でないとし、上告 したが、大法院は原審を確定した。パク・ミョンギ教授には懲役1年6か月、 追徴金2億ウォンを宣告した。 [出処:全会連] これでクァク教育監は残りの任期を満たせず中途辞任するようになった。ソウ ル市教育庁は新しい教育監を選出するまでイ・テヨン副教育監体制で運営される。 ソウル市教育監選挙は12月19日の大統領選挙と一緒に行われる。 現在、進歩陣営教育監候補としてイ・スホ前民主労総委員長、ソウル大のチョ・ グク教授、シン・ヨンボク聖公会大大学院教授などが議論されている。保守陣営 では、キム・ギョンフェ前ソウル副教育監とソン・グァンヨン前ソウル教育大 総長などが嘱望されている。 全教組は今回の判決に対し遺憾の意を明らかにした。ソン・チュンモク全教組 報道担当者はチャムセサンとの通話で、「違憲に関する憲法裁判所の決定を待 たず、この時期にあえて判決を下したのは政治的な意図と誤解される可能性が 高い」と明らかにした。ソン報道担当者は「もし、憲法裁判所が大法院判決と 異なる決定をすれば、事態は決着せず、さらに大きな混乱になる」としながら 大法院の判決は中途半端だと指摘した。 ソン報道担当者は、副教育監代行体制で運営されるソウル市教育庁に対しても 憂慮した。ソン報道担当者はイ・テヨン副教育監を「イ・ジュホ教科部長官の アバター」と言う。イ副教育監は保守的指向の人物と評価されている。去る1月、 住民の発議で制定されたソウル市学生人権条例を市議会に再議要求を申請するな ど、ソウル革新教育政策に反対する活動を主導してきた。 ソン報道担当者は「ソウル革新教育政策はクァク教育監個人の政策ではないの で、維持されるだろう。イ副教育監代行体制で無理な政策的後退はさせない」 と明らかにした。 一方、クァク教育監が『事後買収罪は違憲』として提起した憲法請願の結果に より、判決が逆転する可能性にも注目される。6月に憲法裁判所は大法院判決に 対し「法院の法適用は誤り」とし、違憲と宣告して問題になった。 クァク教育監は、憲法裁判所の決定後に判決をするよう宣告延期を要請したが、 大法院は受け入れなかった。もしクァク教育監の憲法請願が受け入れられれば クァク教育監は無罪になる。憲法裁判所の決定が新教育監の選出後に出されれば、 ソウル市には二人の教育監が存在する初めての事態も可能だ。 ▲ソウル市教育庁 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-09-28 13:00:04 / Last modified on 2012-09-28 13:00:05 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |