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韓国労働界が「損賠・仮差押さえ」に共同闘争
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「損賠・仮差押さえ」に労働界が共同闘争

会社から損害賠償請求と財産仮差押さえを受けた各事業場の労働者たちが団 体行動に乗り出した。民主労総の釜山地域本部は22日、韓進重工業労組、全 国鉄道労組、才能教育教師労組の組合員と共に釜山地方労働庁前で「損賠・ 仮差押さえ労働弾圧粉砕のための釜山地域決意大会」を開いた。

決意大会参席者は「損害賠償請求訴訟と財産仮差し押さえが会社側の労働組合 弾圧手段として悪用されている」とし、「政府は正しい対策を建てて労働三権 が侵害されないようにすべきだ」と主張した。

韓進重工業労組は去る20日と22日に部分ストを行ったのに続き、労働庁と韓進 グループへの抗議訪問、随時ストライキなどの闘争を行うことにした。全国鉄 道労組は22日、全国支部長会議での闘争決意後、来る24〜25日速度、検査など の規定を徹底的に守ることにより、列車の出発と到着を遅延させる「安全運行 闘争」を行う計画だ。才能教育教師労組は大統領職業務引継ぎ委員会前で一人 デモを行い、状況が似た他の事業場と共に闘争を行うことにした。

民主労総釜山地域本部の関係者は「盧武鉉大統領当選者に『どうするつもりな のか、立場を明らかにしろ』と要求している」とし「その結果によって具体的 な闘争計画を決定して実践する」と話した。

韓進重工業は昨年、労働組合のストライキために業務を妨害を受けたとして、 労組の幹部20人を相手に賃金と不動産など、7億4489万ウォンの財産を損害賠 償請求したり仮差押さえした。鉄道庁は昨年、裁判所から64億4200余万ウォン の労働組合組合費と労組員62人の月給を仮差押さえができる決定を受け取った 状態で、労組と団体交渉を行っている。

才能教育も去る2001年のストライキの責任を問い、労働組合組合費と労組幹部 13名の給与50%を仮差押さえした。

釜山/チェサンウォン記者csw@hani.co.kr

ハンギョレ新聞

http://www.hani.co.kr/section-005000000/2003/01/005000000200301222231826.html


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