韓国:金属労組大田忠北支部、ASA支会前幹部の横領を公開 | |
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金属労組大田忠北支部、ASA支会前幹部の横領を公開「恥部を公開して革新する」
チョン・ジェウン記者 2010.08.22 07:42
全国金属労働組合大田忠北支部は8月16日、情報誌で所属事業場の前幹部の横領 についての内容を含む特別監査結果を発表した。結果によれば、所属事業場の ASA支会前事務長チョン氏が4億4千万余ウォンにのぼる組合費(長期闘争対策基 金)を個人的に横領したという。 金属労組大田忠北支部は8月9日の支部特別監査報告で、『ASA支会のチョン氏は 2008年7月から2009年7月までの12か月にわたり、支給された組合員長期闘争基 金(生計費)を横領した。チョン氏はこの横領した金額をファンド投資、積金な どに使い、ASA支会の運営と闘争に使われた金額の領収書ほとんどが紛失した』 と確認した。これを通じて、8月11日、『当事者に対する告訴告発案』を決定、 この決定事項を金属労組中央執行委員会に提出した。 大田忠北支部は今回の事件は「ASA支会が行ったことではなく個人の不正」と決 め、「政権と資本にはいい獲物だが、たとえつらくても、一罰百戒の意味と、 金属労組財政革新などのために」不可避な措置だと明らかにした。 一方これから「生計問題で苦しみながら、まだ闘争をやめられないASA支会組合 員の意」を続けるとし、今回の一つの事件が労働組合全体への攻撃につながる ことに慎重な態度を見せた。 09年、韓国経済新聞が当時のASA支会長へのインタビューで「職場が優先なのに なぜ労組を作ったのか…破産した民労総傘下ASA支会長の後悔」という題名で 『労働組合を作ったから会社も労働者も破産』したと歪曲報道した。 これに対し金属労組大田忠北支部とASA支会は『労働組合を認めろという正当な 労働者の闘争を馬鹿にし、さらに金属労組、民主労総までまとめて非難する内 容で、偽り報道』をした韓国経済新聞に抗議した。その後、韓国経済新聞は言 論仲裁委員会の決定で「直接言わなかった言葉を引用報道してご迷惑をかけた 点に対して支会長に謝罪申し上げます」という訂正報道をし、事実上、歪曲虚 偽報道を認めたことがある。 ASA支会は自動車のアルミホイールを生産する事業体で、07年に民主労総所属の 労働組合が設立されてから、これを認めない使用者側と対立してきた。労組側 によれば、07年にASAの労働者たちは手袋や安全靴もきちんと支給されないまま、 12時間二交代で働き、休日と賃金、そして賞与金支給の改悪で非常に悪い労働 条件で働いてきたという。 当時、会社の株式の100%を持っていた韓国タイヤ資本は、労働組合が設立され ると、一切の交渉に出ないまま職場閉鎖を断行、以後対立が続き、破産手続き を経て09年にDKインターナショナルに会社を売却した。買収業者のDKインター ナショナルも今まで労働組合を認めず、該当事業場労働者は4年間解雇状態で労 働組合認定と雇用保障を要求して生活していた。(記事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
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