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韓国:公務員の99%がセヌリ党公務員年金改正案に反対
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公務員の99%がセヌリ党公務員年金改正案に反対...2段階総力闘争

共闘本、公務員賛否投票の結果を発表「政権退陣運動、全面ストなどの闘争を議論」

ユン・ジヨン記者 2014.11.11 16:04

99%の公務員がセヌリ党の公務員年金法改正案に反対するという立場を明らかにした。 セヌリ党の案に賛成するという答は1%にも達しなかった。 公務員、教員団体などは公務員の世論収斂の結果により第2段階の総力闘争に突入し、 政権退陣運動と全面ストライキなどの闘争方向を検討する方針だ。

[出処:公務員U新聞]

約50の公務員、教員団体などで構成された 「公的年金強化のための共同闘争本部(共闘本)」は11月11日午前11時、 セヌリ党舎の前で記者会見を行いセヌリ党の「公務員年金法改正案」に対する賛否投票の結果を発表した。

共闘本は11月5日から10日までの6日間、セヌリ党が一方的に提出した公務員年金法改正案に対する賛否投票を実施した。 投票の結果、投票に参加した44万5208人の公務員の98.64%に達する43万9145人の公務員がセヌリ党の公務員年金法改正の案に反対するという立場を明らかにした。 賛成は4411人で1%にも及ばず、無効は1652票で0.37%だった。

賛否投票は全公務員数100万6246人のうち警察と刑務官など治安関連の公務員(14万6496人)と消防公務員(4万72人)、国税庁(2万72人)、選管委(2792人)を除く44万5208人が参加した。 投票した全国教職員労働組合と一部単位労組の公務員の投票結果はまだ集計されていないが、 彼らも合計すれば50万人以上の公務員が賛否投票に参加した。 最終集計は来る17日に発表される予定だ。

全国公務員労働組合のイ・チュンジェ委員長は 「今回の賛否投票の結果は100万公務員と教員の峻厳な審判」とし 「国民の生存権と基本権を蹂躙する政権に対して強く抵抗していく。 セヌリ党と政府が年内処理を強行すれば、共闘本代表者会議を通じ、今月中に第2段階の闘争に突入することもある」と明らかにした。

大韓民国公務員労働組合総連盟のリュ・ヨンロク委員長も 「党政青が公務員年金をきちんと診断せず一方的に手術をしようとしている」とし 「公務員年金は社会的協議体というきちんとした診断を通じ、公的年金を機能させろ」と声を高めた。

今回の賛否投票の結果により、共闘本は国民年金を含む公的年金強化のための第2段階の総力闘争に突入する方針だ。 共闘本は「国民福祉殺処分、不通政権に対する第2段階の総力闘争に突入することを宣言する」と明らかにした。 また共闘本代表者会議を通じ、政権退陣運動と全面ストライキをはじめとするセヌリ党地方区などでの抗議座り込み、公的年金強化1000万人署名運動、順法闘争などの闘争戦術を議論していく計画だ。

なお共闘本はセヌリ党と政府に対し、 △公務員年金法改正案直ちに撤回、 △公的年金強化汎国民社会的合議体構成、 △魔女狩り中断を要求して 「このような極めて当然の要求が反映されなければ、 公的年金の強化による国民の人生を守るために、さらに強力な闘争の道に進むと明言する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-12 16:06:53 / Last modified on 2014-11-12 16:06:55 Copyright: Default

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