公務員労組委員長、ハンスト中に病院移送

ハンスト16日目で倒れる...労組、業務引継委員会座り込み継続

▲［出処:公務員労組］

全国公務員労組のキム・ジュンナム委員長が1月30日午後、ハンスト16日目で 倒れ、病院で治療を受けている。

公務員労組は1月15日、ソウル市三清洞の大統領職引継委員会の前で、公職社会 労使関係正常化および6大課題争奪のために労組委員長ハンストに突入した。

公務員労組は「委員長は、政党人や連帯団体など周辺の引き止めにもかかわら ず、30日までハンストを続けた」とし「寒波が続き、テントもない座り込みの ために22日から体力が急激に落ち、先週末からは正常な対話ができない程度に 悪化した」と伝えた。結局、キム・ジュンナム委員長は午後12時15分頃、救急 車で梨花木洞病院に運ばれた。

労組の関係者は「キム委員長は救急車の中で、救急隊員からの住民番号などの 簡単な質問にもちゃんと答えられないなど、殆ど意識がなく、悪化した状態で 病院に到着した」とし「病院では健康状態を診断し、点滴などの応急治療をし ている」と伝えた。

▲業務引継委員会の前で座り込んでいるキム・ジュンナム委員長［出処:公務員労組］

労組は、委員長の健康悪化でハンストができなくなれば、副委員長団など労組 の役員が引継委員会の前で座り込みを続けると明らかにした。

なお、公務員労組は、△全国公務員労組設立申告、△公務員解雇者原職復帰、 △公務員報酬引き上げおよび報酬決定構造改善、△公務員大学子弟学資金支援、 △無条件の勤続昇進保障拡大、△公務員・教師政治表現の自由を6大課題として 打ち出し、引継委員会の立場を要求していた。

公務員労組所属の解雇者は合計137人で、朴槿恵(パク・クネ)大統領が当選した 直後の12月27日、江原道が全国公務員労組のキム・ジュンナム委員長を解任し たことに続き、1月7日に大邱広域市がクァク・ギュウン事務局長を解任した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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