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公務員労組、代議員大会成功に関心が集中

執行部、「まず代議員大会を成功させ、その後民主的組織の気風をたてる」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年05月09日15時21分

深まった葛藤、代議員大会はどうなるか

全国公務員労働組合(公務員労組)が公務員労組特別法拒否、受け入れをめぐり、 深刻な内紛にあるが、19日に予定されている代議員大会が成功するかどうかに 関心が集まっている。

公務員労組の現執行部は8日「18次臨時代議員大会開催および運営に関する立 場(立場)」を出し「難しい時ほど、これまでの公務員労組闘争の過程を振り返 り、最高意志決定機構である代議員大会で、民主的な歴史を作っていこう」と 訴え、「まず代議員大会を開催し、その後に民主的組織の気風をたてる対策を 講じる」という立場を明らかにした。

だが特別法受け入れの立場を持つ本部長たちが別途5月3日に非常会議を開催す るなど葛藤が解けず、むしろ増幅されている状況で、代議員大会の成功そのも のが不透明な状況だ。

受け入れ側、非常対策委構成に委員長弾劾計画まで

現執行部は「立場」で「一部の本部長を中心にした非対委員会構成などの動き は、単一労組である全国公務員労働組合を否定する動きであり、組織が団結し て進もうとしてきたこれまでの苦しい議論の過程を水泡にするもの」と述べた。

公務員労組特別法受け入れの立場を持つ本部長たちは「全国公務員労働組合正 常化と大統合推進準備委員会」を構成して活動してきたことに続き、5月3日、 「全国支部長、幹部非常会議」を開いた。この席では組織の進路を問う総投票 が「強化、大勢化」しているとし、総投票が可能な地域で総投票を推進し続け るという立場を明らかにした。また彼らは指導部の辞任要求を全面化させ、非 常対策委員会を構成して6月初めに全国代議員大会を開催、△総投票および非 常機構追認、△設立申告、△委員長弾劾および指導部選出など、日程、方式決 定などを議論するという計画だ。

組織進路関連総投票案通過へ

こうした公務員労組内部の別の流れに対し、現執行部は今回の立場はもちろん、 これまで何回も強硬な立場で対応したが制御できなくなっている状況だ。

これについて現執行部は前の代議員大会で表決を控えていた「組織進路関連3 月総投票案」を原案に上程し「3月中の投票は時期が経過したので総投票時期 を3月から5月に内容変更をするために修正同意を提案しなければならない」と 述べた。またこの案件に対して「どんな修正同意案も提案が可能だ」と言う。

総投票案は前の代議員大会でも出席代議員の2/3に迫る数が賛成して、1号案件 として上程されており、今回の代議員大会で表決が進められれば通過する可能 性が高い。しかしもし前の代議員大会で発生した壇上占拠などで再び総投票案 が議論できなければ、単位支部の集団脱退の動きも予想される状況だ。

現執行部は代議員大会以後、民主的組織の気風をたてる対策を講じる計画だ。 現執行部は「立場」で「16次臨時代議員大会(2006年11月25日)の決定事項に対 して責任意識を持って執行すべき中央執行委員が、別組織を結成し、組織の危 機論を流布して、現場の幹部と組合員を動揺させた問題、意図的に組合費を減 らして納付したり、納付を拒否する問題、17次定期代議員大会進行過程で壇上 占拠で正常な会議進行に困難をもたらした問題など、組織の進路に関連する議 論の過程で多くの非組織的活動があった」として「代議員大会が正常に行われ た後に対策を講じる」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:51:41 / Last modified on 2007-05-29 05:51:42 Copyright: Default

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